ピアノが好きすぎるブログ

イチのつく日に更新しています。

「ツイキャス」と「プロ学生気質」

プロの学生さんという人々がいる

世の中にはいわゆる「プロの学生」という人たちがいます。プロの学生は、大学を出たくらいじゃ勉強をやめません。大学院にいるのは間違いなくプロ学生ですが、資格試験にチャレンジするもの、新興宗教まがいの怪しいセミナーにハマるもの、などさまざまですが、勉強!インプット!を重視し、ひたすら学ぶ姿勢を持つ人たちを言います。

 

私は語学教師という職業柄、主にタイ人の「プロの学生」たちをよく見ています。

彼らはだいたいの場合は、お金持ちの子で、性格はまじめ。頭もよかったりします。

で、こないだ個人レッスンを申し込まれた方などは、まさにそんな感じでした。

「で、どうして日本語を勉強したいの?」と聞くと、

「日本の企業で働こうと思っています。そのために、日本に1年留学して、それから職探しをします」

のような答えが返ってきます。

わたくしは心の中では

日系企業よりヨーロッパ企業の方が給料も福利厚生もいいと思うぞ。君、英語圏への留学経験まであるじゃないか。そんなに日本企業で働きたいなら、1回どこかで働いてみて、肌に合いそうだと思ったら留学すればいいんじゃないのかな?どうせ親御さんがお金を出すんだろーが。もしかしたら日本人と働いたら、日本人ってこんなにも嫌な連中だったのか、一緒に働きたくない、と幻滅する可能性だってあるんだよ?君、そんなこと言って働きたくないってのが本音じゃないだろーね!?)

という非常にいじわるーなダークサイド・拓也さんの声が心の中ではするのですが、、、

もちろんこんなセリフ、口が裂けても言わないですよ( ̄∇ ̄)

こっちだって商売ですからね〜。(・∀・)ニヤニヤ

 

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学校は卒業するのが目的です。(普通はね)

 

 

それと別件では、

親しい友人が「翻訳家になりたい」と言って、思い切って脱サラしたことがあります。

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オレは翻訳家になるんだーっ!!こんな会社辞めてやるぅう!!

 

その人も意識高い系で「プロの学生」気質の人です。

彼は何をしたかというと、翻訳を教える学校に入って、翻訳を学び始めたのです。そんな学校があることに対して、まず驚きましたが、、、

でも、結果から言うと、、、

翻訳を学んだだけで結局は翻訳家にはならずにサラリーマンへと舞い戻ってゆきました。

 

彼の場合は、おそらくは翻訳家としての能力はそれなりに(ことによっては十分に)備えていたと思うのです。海外留学経験まであるんですからね。なんせ、昔から頭がよく、大学入試をはじめ人生の節目をそつなくこなす一方で、一つのことに凝り始めると集中するタイプで、一言で言うと「スゴい人」なのです。

 

この人には勝てないよなー、というタイプですね!

 

私が偉そうに分析するのもなんですけど、彼の場合は、「仕事を探す能力」に難があったのかな?と思います。ビジネス書で言うところのマーケティング」とか「セールス」とか言われている分野の能力ですね。今まで、事務職しかやって来なかったみたいなので、人に商品やサービスを売る方法、とか、誰に売るのがよいのか、とか、そういうことがわからなかったのかもしれません。

 

しかし、何かの外国語で優秀になる努力が10としたら、セールスなんて1とか2だけがんばれば結果が出ると思うのです。変な話、セールスの本を月に1冊だけ読んで、書いてあったことを実際に手を動かしてやってみる。そして上手く行ったことを続ける。それを2、3ヶ月続けただけで、見える景色が変わったはずなのです。

 

まあ、他人の人生に責任は持てないですし、彼はサラリーマンが安定していてよい、と選択してサラリーマンに戻ったのですから、それでよいのです!(笑)

 ツイキャスの回数について(本題)

それで本題ですが、「ピアノ」だって、乱暴にくくりますが、上記若者の進路やおっさんの転職と、話の本質は同じだと思うのです。

ピアノのプロ学生になって

「練習して上手になってから人前で弾こう」

などとはゆめゆめ思ってはいけない。

とりあえず、私はご披露する場所が現状ではネットくらいしかないのので、まずはツイキャスでピアノを弾いて露出しまくろうと思っています。

 

で、一応は今月から毎週1回はツイキャスをしようとしてみたんです。

が、よく考えてみると、練習って毎日やってるわけですよね?

 

「だったらさぁ、、、練習のたびごとにツイキャスで放送した方がよくない?」

という声がふと聞こえてきました。

よく、道を歩いている時に、どこからか声が聞こえてきますよね?

(私はよくそういう経験をするのですけど、変かな?あなたにはそういうことってないですか?)

 

その声を聞いて、私は

「だって、まだ弾けないのにキャスしたって、恥ずかしいだけじゃん」とか思うわけです。

でも、たしかにね、、、

「君はファかな?ソかな?」とかの段階の曲をツイキャスしたらちょっとアレですけど、それだって「片手ずつ練習してますテヘペロと言って、やってればいいんじゃないの?

それともですね、

キャスでは、すでに弾ける曲を中心にして、キャスしてない時間に新曲をさらう、とか、いくらでもやりようはあるじゃん!

そう思ったのです。

 

夜中に寝る前の30分、毎日のピアノ練習をキャスするというのを真剣に考え始めているのです。

 

2018年3月1日 追記

現在、毎週月曜日の夜10時過ぎくらいにツイキャスやってます。

聞きに来てくれると泣いて喜びます。

twitcasting.tv

 

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