ピアノが好きすぎるブログ

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チャーチモードの覚え方について

先週の記事で「ロクリアンスケール」などというマニアックな話題を出してしまいましたので、今回の記事では、わたくし・拓也さんが考えた「チャーチモード」の覚え方、というのをテーマに書かせていただきます。

 

チャーチモードが何か知らない人は、グーグル先生に聞いて調べてください。

全部で3つに分かれるのだ!

まず、前提として「メジャースケール」「マイナースケール」は知ってるものとします。これがわからないという純粋初心者さんの方は、

「リトルピシュナ」という教本に嫌というほど基礎練習が出てきますので、これをガンガン弾いて全部の調で弾けるようにすると幸せになれるでしょう。

過去記事あります。↓

pianosukisugi.hatenablog.com

さて、

本題ですが7つあるチャーチモードを3つのグループに分けます。

 

「メジャースケール型」

「マイナースケール型」

「イレギュラー型」

の3つです。

7つもあると思うとうんざりして覚えられません。

似たものをグループとして扱い、記憶に使う脳のリソースを節約するのが吉です。

子どもの頃を思い出してください。

アホな子は教科書を丸写しして暗記しようとしていませんでしたか?

あのおバカな子と同じことをあなたがやる必要はありませんね?

 

グループ1「メジャースケール型」

  • イオニアンスケール
  • リディアンスケール
  • ミクソリディアンスケール

の3つです。

具体的にド(C)から始まる各スケールを見てみましょう。

Cアイオニアンスケール(メジャースケールのこと)

ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド

Cリディアンスケール(メジャースケールの4番目の音を半音上げ)

ド レ ミ ファ# ソ ラ シ ド

Cミクソリディアンスケール(メジャースケールの7番目の音を半音下げ)

ド レ ミ ファ ソ ラ シb ド

 

グループ2「マイナースケール型」

の2つです。

具体的にド(C)から始まる各スケールを見てみましょう。

Cエオリアンスケール (マイナースケールのこと)

ド レ ミb ファ ソ ラb シb ド

Cドリアンスケール(マイナースケールの6番目を半音上げ。美味しそうな名前だが、たぶん食べられない)

ド レ ミb ファ ソ  シb ド

 

グループ3「イレギュラー型」

  • フリジアンスケール
  • ロクリアンスケール

の2つです。これはあまりにメジャー、マイナーの原型から逸脱しているひねくれ者なので、不良だけを集めた特殊クラスを作って、まじめな生徒を悪から守るように、イレギュラー型に分類します。

Cフリジアンスケール

ド レb ミb ファ ソ ラb シb ド

赤い字で書いた「ファ」と「ソ」つまり、4番目と5番目の音だけフツーです。

フツーというのは、より専門的に言うと、完全4度、完全5度の音程ということになると思うけど、上のメジャースケール型、マイナースケール型と同じでしょ、と考えればいい)

そして、残りの音はみんな半音下がっています。

 

Cロクリアンスケール

ド レb ミb ファ ソb ラb シb ド

赤い字で書いた「ファ」だけがフツー

残りの音はみんな半音下がっています。

 

これだけざっくり覚えて、全ての調で弾ければOK

まとめとしては、これだけでいいと思います。

そして、全部の調でササっと弾ければあなたは「チャーチモード使い」と認定してよいでしょう。

よく、アヴォイドノートがどうとか、特性音がどうとか、難しい話が書いてあるサイトがあるのですが、わたくしは敬して接しないようにしています。

ただ、そういうのが好きな人もいると思いますので、わたくしが持っている本の中からこの辺のお話がまとまっている本をご紹介します。

 

書いてみて、自分でもモヤモヤしていた知識が整理されて、頭がスッキリしました。

お読みいただきましてありがとうございます。

 

 

次回の更新は7月7日(土)になります。

 

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