ピアノが好きすぎるブログ

イチのつく日に更新しています。

ピアノでコードを弾くことについての考察。

実は、DTMだのカラオケアプリだのをブログの話題にしてから、PV数が激減してまして、困っています。

思うに、ピアノを弾く人は、カラオケやらDTMやらにはご興味がないのでしょうね。

リアルで知っているピアノを弾く方も、DTMやってる人は、まず見かけませんね。iPadのアプリで手軽に出来る時代なのに…不思議です。

 

というわけで、今回は、ギターも弾くわたしが、ギターとの違いにからめて、ピアノでコードを弾くことについて考察する記事を書きましょう。

これも、数週に分けて連載したいと思います。

 

コード弾きはギターの方がカンタン。

 

わたしが人生で最初にまじめに取り組んだ楽器。それはフォークギターでした。

フォークギターというのは、歌を歌いながらギターをジャカジャカ弾くというスタイル。

今の若者も、この昔ながらのスタイルを踏襲する人も多いですよね。

EDMやラップが流行っているのに、何もフォークギターなんかやらんでも、、、と

思わないでもないですが、時代を超えた普遍的なものを感じさせます。

 

「フォークギター入門」みたいな教則本を買うと、チューニングの仕方とかが書いてあって、コードの押さえ方、と進んでいったように記憶しています。

そのあと、練習曲ですね。

わたしの初心者時代だと、さだまさしとか、長渕剛とか、イルカの曲が取り上げられてました。

 

ピアノとちがって、いきなり楽譜が登場することはなかったです。

Gコードを弾く時は、6弦の3フレットと5弦の2フレットと、1弦の3フレットを押さえるんですよ、といったことが図になってまして、それを記憶して、実際に押さえられるようになる、というのが、フォークギターを弾く最初の関門なのでした。

 

 

その「図」というのは、下のようなもののことです。

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GコードやEmコードは、押さえるのがカンタンだけど、Fコードになると、セーハといって、人差し指で、全ての弦をガバッと押さえないといけないという話になっていて、この辺りが第2の関門、という感じ。

 

ギターをかじったことのある人なら納得ですよね。

 

でも、ギターコードは、個人差はあるけど、普通の人がまじめに1ヶ月も練習すれば、一応はサマになると思います。

自慢ではないけど、わたしもわりとすぐにギターコードが弾けるようになりました。

教則本に載っていた「なごり雪」とか「巡恋歌」をレパートリーにしたわたしは、電話帳のように分厚い「さだまさし全集」を買って来て、次々とさだまさしナンバーを覚えていきました。

 

最近の言葉でいうと、陰キャのわたしに、フォークギターはぴったりの趣味でした。

それが、フォークギターに関しての結論です。

 ギターコードの問題点

 

初めてギターを手にする初心者に、いきなり楽譜を見せるとどうなるでしょう?

拒否反応が来るだけです。

(さあ、この押さえ方を覚えればコードが弾けますよ)という学習方法は、

なかなか理にかなってます。

 

実際のところ

 

後年、ピアノに転向したわたしは、

ギター経験があるからコード知ってるし!

と思ってました。

 

しかし、、、

それは、半分正解で、半分外れだったように感じます。

 

わたしが感じたギターコードの問題点、というのは

おおよそ次のようなことでした。

 

Gのコードはこの形!

とコードネームと指の形をセットにして覚えるじゃないですか。

これはメリットとしては

1.学習がしやすい

2.脳のリソースをあまり使わないで済む

といった利点があるのです。

 

でも、ピアノだと、きれいに響くコードの押さえ方が、状況に応じていろいろあって、

押さえ方が一つに限定されないのですよ。

よって、一つの押さえ方だけ覚えても不十分なのです。

Gコードは ソ、シ、レが構成音で、ソはルート、シは3度、レは5度。

そういう風に、

音の構成も3度、5度といった度数も含めてしっかり理解し、

瞬間的にわかるくらいじゃないと、

使い物にならないんですよ!

 

ジャズやポップスではセブンスコードをよく使いますね。

すると、音の構成も4音に増えます。

GコードはGメジャーセズンスコードになり、

ソ、シ、レ、ファ#になったりします。

すると、さらに難易度が増すのです。

 

シが長3度、レが5度、ファ#が長7度、みたいに

理論面をしっかり理解して、

この音程はこの響き、みたいな感覚も身についていて、

考えるまでもなくサッと指が動く反射能力も持っている。

 

これって、、、スポーツに近いよね!

そんな気さえします。

 

だから、ギター経験者も、ピアノでコード弾きをするとき、

安易に取り組むと意外な難しさにとまどうかもしれません。

 

わたしも正直言って、まだまだなのですが、

「これがピアノコードをマスターする王道であろう」という

メソッドを来週の記事で書きますので、ご興味のある方はお待ちください。

 

次回の更新は12月1日(土)になります。

 

 

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