ピアノが好きすぎるブログ

イチのつく日に更新しています。

Kindle教則本の可能性を考える

最近、Amazon Kindleストアでジャズピアノの教則本を買いました。

わたしは団塊ジュニア世代(すなわちおっさん)ですので、

あらゆる娯楽コンテンツがアナログからデジタルへ進化していったプロセスを体験しました。

 

CDやDVDを買っていたのが、

YOUTUBEで見ればいいや、になりました。

ゲームも、据え置き型の、それこそファミコンだったのが、今はスマホのゲーム。

 

大きいのは活字媒体ですね。

本やマンガっていうのも娯楽コンテンツの代表例ですが…

紙の本って、まず買わなくなったなあ、と思います。

Kindle化していないのを、

(あ、これ紙しかないのか。しょうがないなあ)

と買うくらいです。

 

しかし、ジャズピアノ教則本をkindleで買うのは初体験でしたので、

その辺の使い勝手をブログのネタにしたいと思います。

 

いろんな意味で満足度が高いKindle教則本

 

購入したのはこちらです。

Jazz pianoMasterclass

WITH MARK LEVINE 

THE DROP 2 BOOK

 

 

いろいろ満足度が高いのですけど、

ざっとKindleジャズピアノ教則本のメリットを書いていきます。

 

1)部屋が散らからない。

過去記事にあるように、わたしの部屋の書棚には、

けっこうな量のピアノ教則本がスペースを占拠しています。

教則本に囲まれていると幸せだという変態さんもいるとは思いますが、

普通は部屋が散らかるのは嫌でしょう。

www.pianosukisugi.com

 

そして、なのですが、

ピアノ教則本はA4より大きい?感じで、やたらと存在感があるんですよね。

 

紙本の教則本が大型な理由は、

紙面に五線譜の楽譜を載せると新書サイズでは小さすぎる、とか、譜面台に置く時に、開いた状態で置けるように、とか、いろいろ事情があるのはわかります。

 

でも、ハッキリ言って邪魔…!

 

2)英単語を翻訳してくれる

わたしが買ったのは洋書だったので、英語が不自由なわたしには不安だったのですが、Kindleはオフラインでも辞書が使えます。センテンス翻訳はできないですけど、単語翻訳はOK。これでだいぶ楽になりました。辞書を別途用意して本を読むのはタイヘンですからね。下がKindle辞書の画像。

 

f:id:pianosukisugiru:20181222184200j:image

たとえば、仮に、bunched closely がわからないとして、bunchだけだと意味が調べられます。

束、という意味で、おそらくは、bunched closelyは「近くに束ねられる」という意味かな…みたいに使えます。(合ってますかね…?自信ないけど)

 

ちなみに、英語版は価格メリットあります。

英語版と日本語版だと、日本語版の方がなぜか高いですね。しかも、Kindle版がない。紙の本しかない。

音楽書はニッチ過ぎて、Kindle化しても元が取れない、みたいな判断があるのかな?

f:id:pianosukisugiru:20181222185138j:image

↑翻訳版は紙本のみ存在。

しかも価格がKindle英語版より2000円も高いよ。

 

Drop2Book のようなニッチな専門書は、部数出ないから、単価が高くなるのは仕方ない、とは思うけど…なんだかなぁ。

 

ちなみに、文章量が多い理論中心の本は、英語だと辛いです。

前に、小難しい音楽理論書を買って、英語が意味不明で捨てたことあります。

日本語で書いてあっても理解出来ない内容だと思うので、

そらそうだよね、て話ですね。

 

でも、

ジャズピアノの演奏テクニック本の場合、文字にするような理論は比較的少ないので、英語でも特に問題は感じませんでした。

 

3)紙本より価格が安いことが多い。

紙版とKindle版の2つ出している場合、Kindle本の価格をややお求めやすくしているケースが多いようです。

 

これは非常に賢い売り方だなあ、と感心しました。

具体的には、

The Drop. 2 Bookの場合は、

Kindle版が1822円

リング製本版 2534円

でした。

紙の本を買った人は、「高い金を払って、紙のを手に入れた」という満足感を得るでしょうし、Kindle版の人は、「紙より安くてお買い得。賢いわたし(^O^)」と思うだろうからです。

なかなか購買心理を巧みについていますよね!

 

 

以下で、不安要素を払拭していきます。

 

1)付属CDはないの?

 

心配なのはCD付きの場合、です。

ピアノ教則本は模範演奏CDなどがついていることが多いです。

Kindle版だと、CDが付いてこないから困るなあ、と思う人も多いでしょう。

この「付属CD問題」は、語学書と音楽書について回る問題ですね!

 

わたしの買ったDrop 2 Bookの場合は、ダウンロードリンクが載っていました。

本によってはそういう「ダウンロードリンク」などの配慮がされていない場合もあると思うので、購入の際には、サンプルを入手してCD音源の入手先が書いてあるか、カスタマーレビューに音源について何か書いてあるか、その辺の情報を確認してから買うとよいでしょう。

まあ、まともに売る気あるなら、Kindle版読者に対してもダウンロードできる配慮はするべきだ、と思いますけどね。

 

2)Kindle版の本の一部を印刷したい時は?

 

なんと、便利なことに

Kindle for PC(Windows)というのを無料で入手できます。これで、パソコンでKindle本を読めるのです。

パソコンのプリントスクリーン機能を使って、紙に印刷することも可能。

 

f:id:pianosukisugiru:20181222190731j:image

↑こんな感じで、スケール練習のページを印刷してみました。

 

という感じで、今回は「kindle教則本の可能性を考える」という記事を書かせていただきました。

わたし的には、Kindle教則本、全然ありだと結論しました。

 

そのうち、

入手可能なKindle教則本を調べたら、この記事にいろいろ貼っておきますので(期待しないで待つべし)

ご参考にしていただけると嬉しいです。

 

次回の更新は、来年の1月5日(土)になります。

 

※年末年始はブログはお休みです。

タイ北部のチェンマイ、チェンライというところに

旅行に出かけてしまいますので!

読者のみなさま、よいお年をお迎えください。

 

スポンサードリンク