タイ現地生活のブログに書こうと思ってるネタですが、lazadaというECサイトで、わずか25鍵の、入力用MIDIキーボードを購入しました。
※ lazadaというのは…例えて言えば、東南アジアのAmazonみたいなものです。
1100バーツ。日本円にすると3500円くらい。
はたして、これって使い物になるの?
という記事を書きます。
購入に踏み切れない人の背中を押してあげる記事になるといいです。
Wordle Easykey25をフリー作曲ソフトDominoで使ってみた。
MIDIシーケンサーとしてあまりにも完成度が高いフリーソフトにDominoがあります。
わたしも2月に1記事書いていますが、この時の知見をもとに今回の記事を読むと理解が深まると思います。
まず、前提として、Dominoを使うメリットとしては、いろいろなDAWを使ってみて思ったことですが、ピアノロール画面が非常に使いやすいのです。
無料DAWのReaperなど、このあたりの仕様が最悪ですから、、、。
しかし、音がMicrosoft GS Wavetable Synthでしか音を出せないのが理由かと思いますが、MIDIキーボードで弾く音がちょっと遅れて聞こえてくる、という欠陥があるのです。その辺の事情は過去記事に書いてあります。
妥協案はこれ
まずは設定方法を軽く書いてきましょう。
今どきのMIDIキーボードはUSB接続で、BUSパワーなので、電源もインターフェースも不要です。
ドライバーも不要で、Windows10環境でかってに設定してくれました。
ここでつまづくことはないでしょう。
Dominoでの設定はこんな感じです。
ファイル>環境設定 でMIDI INに出てくるデバイスを選びます。
私の場合、「WORDLE easy key」
次に実際の使い方ですが、
用途としては、コード楽器、メロディの入力に使うことが多いと思いますが、、、
問題はレイテンシーです。音が遅れる問題。。。
これをどうするか?
わたしはTickクオンタイズを使うことにしました。
この「Tickクオンタイズ」という機能は、8分音符、16分音符などを設定すると、音がずれて入力されても、かってに一番近いタイミングの場所に音符を置いてくれるという、非常に便利な機能です。
これで、レイテンシーのためにちょっとずれたとしても、ちゃんとした録音ができるのです。素晴らしい!
それと、録音する時は、テンポを落として録音するとよいです。
そうすると、レイテンシー対策になりますね。
それに、ゆっくりだから間違えずに弾けるし。
まあ、そうは言っても、何とか使えるかな、というレベルですね。
オスカーピーターソンみたいな人が超速でピアノを弾いて、入力する、とかの用途には全然使えないと思います。
クオンタイズをかけないでフリーテンポっぽい演奏をするのにも全く不向き。
と言わざるを得ません。
わたしは、nanaに上げるカラオケ音源作成が目的なので、まあ満足してますけど。
実を言いますと、、、
わたしが当初、買おうと思っていた製品は、信頼のKORG、AKAIの下のラインナップでした。
でも、タイに輸入していると思しき上の商品は9000円くらいしたので泣く泣く諦めました。チャイナ、恐るべしですよ。
そりゃ、9000円と3500円だったら3500円のを買うわな、って話です。
ま、正直、鍵盤のつくりとか、雑というか、硬いのですが、まあ、3500円だったら全然大丈夫です。
日本国内にお住まいの方は、信頼のKORG、AKAIで決まりですね!
ということで、今回短いですけど、USB MIDIキーボードを導入することで、Dominoの打ち込み作業が捗るかも、という記事を書かせていただきました。
結論としては、Tickクオンタイズを使うことで、何とか使い物にはなりそうだ、ということです。
蛇足~
それと、、、DominoはMIDI Formatが「1」でないと読み込めない、という現象があるようです。Format0のファイルを読み込むための回避方法については、
https://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se071581.html
こちらのソフトを使うと回避できます。
iOSアプリのiRealProで作ったMIDIファイルを上のソフトでFormat1に変換しないとDominoで読み込めませんでしたので、蛇足として書いておきます。
では
お読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は5月18日(土)になります。