最近は、なかなか忙しく、「家に帰ってスケールとアルペジオの練習をして寝る」みたいな生活パターンのため、ブログのネタに窮しております。
そうなってくると、外出先でのピアノ動画視聴が主なピアノ時間という感じになってしまいまして、やはりお気に入りのJonny May先生の動画を見ていることが多いです。
Jonny先生は、まあぶっちゃけ銭ゲバでして、自分のサイトでの有料商材の購入をしきりに勧めてくるのですが、ついつい買ってあげたくなりますね、、、英語や決済方法がよくわからんので躊躇しているのですが、株で利益が出たら購入に踏み切るかもしれません。(ブログのネタにもいいですし)
それはいいとして、Jonny先生はFly Me To The Moonがお好きなようで、動画をいくつも作られています。その感想を書きたいと思います。
初心者用のアレンジ。わたしの感心したところ。
【左手編】
1:15でJonny先生が話してるShell といわれているコードの弾き方。
これはRootと3度、Rootと7度の2音だけでコードを弾くというアレンジ方法です。
下に英語圏のサイトの解説があります。参考曲はやはりFly Me To The Moonが使われていました。
Dm7-G7-Cのような進行の時、Shellの弾き方で
レドーソシードシ。
4度進行の音の配置がフィンガリングにやさしいのですね。これは、国府弘子先生の本で知りました。Jonny先生と、二人の先生に教わった感じですね笑。
↓この本、中古しかなくて安!超おススメです。ただ、NHKでのレッスンの模様の動画はネットに上がってないのですよね、、、。シェルコード、のことも出てきますよ。
【右手編】
メロディの下に飾りの音を入れる方法。(6:35付近から)
コードの構成音をメロディの下にはさみ込むアレンジ。わたしはJonny先生のプレーを相当数聞いていますが、このテクニックはよく使ってる印象です。
メロディをRollさせる(7:25付近から)
コロコロと小気味よく「コブシ」を聞かせる方法。これは職人技です。クラシックでいうトリルのようなものですね。
14:42のコードのInversionを使った「コブシ」の入れ方もスゴい。
C MajorとA MelodicMinor2つのスケールだけでアドリブするお話
ジャズでよくあるCircle of Fifth Progressionのお話(理論的)から始まります。
「ジャズは枯葉に始まり、枯葉に終わる」とも言われるのを思い出します。
(All th things you are、Autumn Leaves、が代表曲。)
下にFly me to the Moonのコード進行を示します。
Am7-Dm7-G7-CM7
FM7-Bm7b5-E7‐Am7
4:00
上にも出てきたShell Voicingを説明。Very very simpleと先生がおっしゃってます。
5:00
パソコンソフトで作ったとおぼしきバッキングに合わせてShellを左手で弾く。
なぜか印象に残ったので。
8:58
これがこの動画で一番感動したところ。
「1のビートからラインを弾くでしょ?これを2のビートから始めてみる。
4のビートから始めてみる。ワン&ツー&スリー&フォー。この&から始めてみる」
(わたしの意訳です)
つまり、ド頭から弾き始めるな。ずらせ!スリリングにしろ!クリエイティブになれ!裏拍を歌え!みたいなメッセージが込められている気がして、、、ジャズの本質に触れた思いがしますね。それができればいいですけど、、、難しいですよね?
9:50
Triplet(3連符)のフレーズ。スイングのチャーンチャチャーンチャをチャチャチャチャチャチャ、と1拍を3つの音で、粒のそろった真珠のようなフレーズを弾くJonny先生。
11:00
Bm7b5-E7で使うA Melodic Minor Scaleの説明。
14:30
お手本演奏。このバッキングトラックはBand in a Boxで作ったんだと思う。
昔のバージョンを使ったことあるけど、たぶん間違いないと思う。
などとお手本とはまるで関係のないことに注意がいってしまう。↓
このソフトはジャズ系にはいいけど、JPOP、ボカロには向いてないよ、と評価ありですね。まあ、そりゃそうですよねって話ですけど。
高度な学生用のアレンジ
すみません。あと30分で仕事に戻らなきゃなので、後日気が向いたら執筆します。
腕に覚えのある方は、ぜひこのレッスンにチャレンジしましょう↓
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は8月17日(土)の予定です。
よいお盆休みをお過ごしください。