ピアノが好きすぎるブログ

イチのつく日に更新しています。

【ゆるいDTM②】MIDIキーボードで「音程のある楽器」のデータを作る

「ゆるいDTM」と称してのシリーズもの の記事 第2回目です。

 

第1回は

www.pianosukisugi.com

 

今回は、MIDIでベースギターのデータを作るやり方を記事にしたいと思います。 

 

はじめに謝罪しておきます

先週の記事の冒頭で

コンセプトとしては、

なるべくノートパソコン1台だけでお手軽にパソコンを使った音楽制作

投資しても5000円以下

 

 

ということを書いてしまったのですが、

今回の記事のようなことをやろうと思うと、

数百円から1000円ほど多く投資しないといけないことが判明しました(苦笑)

 

【おススメ】外出時入力用MIDIキーボード

 

 

このような、25鍵の小型MIDIキーボードを1台持っておくことを

私は強くおススメします。(高いものでなくてもよいです)

 

この「25鍵」っていうところがポイントだったりします。

これより上のサイズだと49鍵なんですけど、

けっこう長さがあるので、外出先でカバンから取り出して作業をしだしたら

怪しい人の出来上がりです。

25鍵は、なかなか考え抜かれたサイズ感でして、

ノートパソコンのキャリーケースにちょうど収まるんですよね。

 

なぜMIDIキーボードを使うのか?

 いい質問ですね。

なんせ前回の記事では、

パソコンのキーボードを「仮想キーボード」にして使う

というテクニックでしたので。

 

今回も仮想キーボードでいいんじゃね?

 

と思われそうです。

 

しかし

いえいいえ。と否定しておきましょう。

 

前回の記事では書きませんでしたが、パソコンのキーボードでは

弾いた(押した?叩いた?)時の「音の大きさ」がすべて一定になってしまうのです。

※「音の大きさ」はDTM用語で「ベロシティ」と言ったりします。

 

その点、MIDIキーボードだと

強く押せば’大きいベロシティ。

弱く押せば小さいベロシティ。

 

 

そんな風に音に表情をつけられます。

f:id:pianosukisugiru:20201127104714p:plain

PCキーボードだとベロシティ108の一定の値で打ち込まれる。

データを見せた方が早いかな。

 

上はタンバリンのピアノロール画面なんですけど、

下の白い棒のようなものがいっぱい見えますね?

これがすべて同じ高さでしょう。具体的には108です。

ちなみに、ですけど

デュレーション(音の長さ)は、パソコンのキーを押し込んだ時間の長さが、

そのままデータに反映される仕様のようですね。

 

じゃあ、MIDIキーボードで弾いたベースのデータは?

 

はい、どうぞ。↓

f:id:pianosukisugiru:20201127105600p:plain

ベロシティがバラバラの値。鍵盤を押したときの強さが反映されていることがわかる。

今度は、棒の長さが不ぞろいでしょ?

 

「盛り上がるところ」では大きく弾く。

「抑えめのところ」では小さく弾く。

 

こういうところが、

人間的であり、

表情、ゆらぎ、というものであり、

意地悪に言うと下手でもあり、

つまりは、、、機械臭というものを薄れさせるのです。

 

MIDIキーボードの導入はカンタンです。

 

f:id:pianosukisugiru:20201128111945j:image

大きさがわかるように、

ニベアの青缶を並べてみました。

 

  • USBケーブルでつなぐだけです。
  • そしてCakewalk by BandlabなどのDAWでMIDI入力用キーボードを選ぶだけ。

 

ということでして、

非常に安易にDTMが楽しめます。

 

安易なのはここまで。オーディオを扱うと安易ではなくなる。

 

しかし、

歌やギターなどのオーディオ録音までやろうとすると、

そこからはざっと、

マイク。

オーディオインターフェース。

もちろん楽器。

などが必要になってきます。

 

すると、どんなモノができるかというと、、、

 

放置してあるYouTubeチャンネルに、

ショート動画を乗せておきます。

 

これは、なんと__

 

オーディオインターフェース、

コンデンサマイク、

本物のギター、

を使ってオーディオ録音していますので、

10万円以上かかってるんじゃないかな?

 

やはり、こうなるとお金がかかる趣味ですね。

 

ということで、

音楽ジャンルを、DAWのソフトシンセだけを使った

インストものの音楽、とか、無料音源だけを使ったエレクトロ音楽、という方向性にすれば、

「ゆるいDTM」な方向性でいけると思うんです。

 

しかし、歌や楽器のなま演奏録音を始めると、

やはり機材が必要になってきますし、

パソコン自体もある程度いいスペックのものを使うとか、

じゃないと厳しいかな、というのが結論ですね。

 

次週は、オーディオ録音の実際を、わたしの備忘録をかねて

記事化しようと思いますので、

お楽しみにどうぞ。

 

次回の更新は、12月5日(土)になります。

 

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