ピアノが好きすぎるブログ

イチのつく日に更新しています。

アドリブをする時に一番大切だと思うのだが、なぜかネットに書いてないこと

「枯葉」と「オールオブミー」

をやってます。

特にアドリブを練習したいと思っているので、

その辺のやり方を記事にします。

 

アドリブできると、1曲の尺を長くできますので、

将来、ラウンジピアニストになった時に、

演奏時間のボリューム稼ぎに役立つはずです。

 

BPM120のスピード感について

 BPMっていう言葉をご存じだろうか?

英語の Beats Per Minutes の略で、1分間の拍数を表す。

中庸なスピードのフォービートが

BPM120くらいだとして、

この「BPM120」というのは、

「1分間即ち60秒間に120回の拍を打つこと」

を意味する。

つまり、1拍の長さは、60秒÷120回=0.5秒 です。

 

4分の4拍子の場合、1小節は4拍だから、

1小節の長さは、0.5秒×4=2秒です。

 

 

2秒という長さ__

まあ、普通に考えて短いよね?

だって2秒で何が出来ます⁉︎

 

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次元大介は「早撃ち0.3秒の凄腕ガンマン」ですので

(ちなみにのび太君は0.1秒。次元よりのび太が凄腕だったとは…おそるべし)

次元大介なら2秒あれば、6連装のリボルバーを撃ち終えることができますが、、、

 

アヴェイラブルノートスケールの呪縛

アドリブをマスターしようと思った、

(私を含めた)シロウトのジャズ学習者は、

Available Note Scaleという

バークリー音楽大学由来の音楽理論に行き着くことが多いです。

コード上でメロディーに使うことが可能な音を音階として表したものが、

アヴェイラブル・ノート・スケールである。

 

それがWikipedia的定義ですが…

あなたも、

「この小節はコードがⅡmだから、ドリアンスケールが使える。」

みたいな、そういう頭よさそうな記事をネットの記事で読んだことないですか?

 

しかし、、、

悲しいことではあるのですが、

私はこの方法ではアドリブ出来るようにはならなかった

んです。

 

さっきのBPM=120の話。

に戻ります。

1小節は2秒しかないんですよ!

つまり、1小節に1個コードが入ってるとして、

2秒ごとに、使用可能スケールを切り替えないといけない

ことになってしまいます。

 

私は頭の回転が少しトロいんでしょうね。

 

趣味のネット将棋

10分切れ負け※ でよく時間切れ負けをしています。

 

何というのかな、、、

相手が2秒でサッと指すところを、なぜか私は1手指すのに10秒かかる

みたいな感じです。

 

思い返すと、

若いころから、受験、恋愛、あげくに運転免許取得に至るまで、

あらゆることに、

「普通の人が軽々と超えるハードル」に、ことごとくつまづいてきた人生でした。

単純に頭の回転の速さだけではなく、性格的なものも何か関係しているのかもしれないです。

 

話をピアノに戻すけど、心をこめて何かの音楽的なフレーズを紡ぎだそうと思ったら、

せめて2秒の倍、4秒はほしいよ、というのが、

私がアドリブを始めて感じて、最初に得た感想でしたね。。。

 

「2小節1コンセプト」で歌心のあるアドリブに

 

これは私のオリジナルコンセプトなのですが、

だからネットの海の中でこのブログにしか書いてないことですけど、

2小節で1つのコンセプトにしたがってアドリブをするという

「2小節1コンセプトアドリブ」という考え方

に基づいて練習しています。

↓「2小節1コンセプト」の「枯葉」への適用例

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コードチェンジによっては、このコンセプトが通用する曲ばかりではないのですが、

「なるべく2小節でひとつのスケール」を使います。

 

それと、バークリーメソッドを学ぶなら、

まずはこれを読んで勉強しましょうね。

Book1はまさに基礎(楽譜の書き方、とかです)なので、

Book2が私には刺さりました。

 

 

なんと美しく音楽を教えていることか!

日本って、、、いつまでもアメリカさんには勝てない国なんでしょうね…。

こういう優れた書物に触れると、

(どうして敗戦を機に公用語を英語にしなかったんだろう。

不便で仕方ないよ)

と私は思ってしまいます。

 

次回の更新は1月23日になります。

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