このブログの読者さんには「耳コピー」に興味がある人もいるかもしれません。
そのやり方を書いてみたいと思います。
耳コピーは、曲の一部分だけで十分。
耳コピーは、はっきり言って大変です。
曲の一部分だけで十分です。
ポップスの耳コピで、具体的におススメなのは
「イントロ」と「サックスなどのソロ楽器の間奏」ですね。
「イントロ」はリスナーのつかみの部分ですので、
けっこう気合入れて作られていることが多いです。
「ソロ楽器の間奏」は、
有名アーティストのバックで弾いてるミュージシャンは凄腕なので
超ハイクオリティーの演奏であることが多いのです。
曲を丸ごとコピーするのは大変。
まず、耳コピーする場所を
数十秒に限定してしまうと、
ちょっとがんばってみるか、
という前向きな気になると思います。
とにかく準備が大切。まずは耳コピーするmp3ファイルを入手
耳コピーは1にも2にも準備が大切です。
STEP1です。
「YouTubeから耳コピーする音源をゲットする。」です。
ビリージョエルの「Just the way you are」の動画を例に解説します。
パソコンでの作業を前提にしています。
まず、ブラウザのURLの場所の文字列があると思います。
上の動画だと
https://www.youtube.com/watch?v=Dgm7fBoxTL8
この情報を元に Dirpy という動画ダウンロードサイトを使ってダウンロードします。
おめでとうございます。
まずはここまでクリアできましたね。
せっかくダウンロードしたmp3ファイルは、
普段からスマホなどに入れて持ち歩き、
ヒマさえあれば何度も聞くことをオススメします。すると、口ずさめるようになり、コピーがやりやすくなります。
Audacityでスロー再生するには?
耳コピーするには、耳が未熟な場合(私もです)
1.ピアノのような、音が出るものを必ず近くに置いておく。
2.曲のスピードを半分とか、25%くらいにスロー再生してジックリ聞く。
この2つが絶対に大切です。(欲を言えば、ヘッドホンで聞いた方がハッキリ聞こえるのでよい。)
スロー再生に使うのが
Audacityというソフトになります。
Windows Mac LinuxとPCのOSを問わずに無料で使える、
非常に有名なソフトです。
ダウンロードのやり方は書きませんが、
普通にクリックするだけだと思います。
さて、さきほど入手したmp3ファイルをAudacityで開いてみましょう。
では、耳コピーする箇所だけをトリミングしましょう。
次にトリミングしたものを速度をスローにしてゆっくり再生しましょう。
使い方は
Ctrl+Altキーで全選択して、
上メニューから「エフェクト」>「Paulストレッチ(伸縮)」
です。それで、上のようなポップアップが開きます。
私はいくつかスロー再生できるアプリを使ってみましたが、AudacityのPaulストレッチは、音が歪まずにキレイに聞こえる印象です。
ゆくゆくはサックスソロが普通にドレミで聞こえる耳がほしい
ということで、耳コピーのいわば「小手先のテクニック」を紹介したのですが、
現状はこんな感じで、
テクノロジーにお世話になっています。
せっかく音楽を志している(つもり)ので、
ゆくゆくは聞いた瞬間に音をドレミに変換できて、
即時にオウム返しできるくらいの
よい耳がほしいです。
その能力が耳コピによって培われるのか、
それとも専門的な音感トレーニングが必要なのか、
その辺はわかりませんが、、、
一つ言えることは、
耳コピーをすると、
つくづく耳がよくなりたい、音感がほしい、と
思うようになります。
歌と違って楽器のソロは、
音がすごいジャンプをしたり、
歌いにくいこともあり、
簡単ではないと思います。
この記事が耳コピをする方の参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
次回の更新は4月10日(土)になります。