先月くらいに、
こんな記事を書いたのですが↓
その後、
バンコク市内のジャズバー巡礼を続けようと思っていたのですが、
またコロナが増えてきて、
なんか外出するのは悪だ!みたいな、、、
そういうムードになってしまって、
4月は引きこもっています。
自分の耳には違和感のあるブルース
ブルースを主戦場に音楽をする気がない人でも、
ブルースはポピュラー音楽を理解するうえで必要ですね。。。
でも、自分にはなんかとっつきにくい音楽です。
理由はたぶん、音階にありますね。
ド、ミb、ファ、ソb、ソ、シb、ド
なんすか?
という感じで、自分の耳はドレミファソラシドを聞き取るように
調整されているので、
異物感があるのでしょう。
代表的な節回しを覚えたい
ブルースっぽい音が使えるようになると、
シンプルで陰りの無い(悪く言えば幼稚で趣きのない)音楽が、
ときおりマイナーの影が差すという感じになると思うんですね。
そこで、楽譜になってるブルース曲をしっかり弾いて、
どこの和音でどういうフレーズが使われているか?
それを学ぼうと思います。
YouTubeにこんな素晴らしい動画がありました。
紙の楽譜が欲しい人は、↓
もし研究が進んだら別記事にするね。
ブルースには基本的に3つのコードしか出てきません。
(ジャズブルースというコードが細かくなってる難しい曲もあるけど)
C7(トニック)F7(サブドミナント)、G7(ドミナント)ですね。
曲のサイズも12小節が基本、とか、決まってるので、
そういう意味では取り組みやすい音楽なんですよね。
ブルースって、
ホームレスすれすれ(ていうかホームレスか?)
の「魂の音楽」って感じがしますね。
キーはAです。ギターは開放弦を使いやすい調で演奏することが多い。
このようにアニソンに流用した例もあります。
ジョーという少年院上がりの若者がボクシングにはまってゆく物語。
やはりブルーステイストの曲をOPに使うのは世界観と合ってますね。。。
正直、自分の住む世界と違いすぎてアレなんですけど、
物語として、シンパシー感じるし、ダークな魅力がありますね。
いわゆる「抑圧」とか「底辺」みたいな世界って。ふふふ。
こういう地下世界と無縁の幸福なあなたも、
(そして書いている私も、です。陽のあたる場所を歩いています)
「教養」としてブルースを聞いてみたらいかがでしょうか、
まあ、最近は日本も不景気がすごそうで、
プロレタリア文学が復権してますけど、
音楽も、ブルース的な世界観が世相に合うと思いますね。
うれしい話ではないけど、
たとえばブルース・スプリングスティーン「Born in the USA」という歌は
救いのない町に生まれ落ちて
物心ついたときから蹴飛ばされてきた。
殴られつけた犬みたいに、一生を終えるしかない。
身を守ることに、ただ汲々としながら。俺はアメリカに生まれたんだ。
それがアメリカに生まれるということなんだ。
みたいな感じ。
日本のミュージシャンだと、
長渕剛さんとか浜田省吾さんがモロに影響を受けています。
まあいいや。
まずはギロック先生の「New Orleans Blues」を
私といっしょに練習しましょう。
ヘーイ、ベイベー!
ということで、次回の更新は4月17日(土)になります。
お読みいただきましてありがとうございました。