ピアノが好きすぎるブログ

毎週土曜日に更新しています。

コードを「ドミソの和音」などと呼ぶとバッハ先生が脳裏に浮かんだ話。

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

コロナが終わらない以上、来年あたりに日本帰国を考える日々です。

妻がWFHのため、配信も出来ませんし、全てが停滞していますね。

 

根本的な問題点。

ピアノはヘッドホンをして練習しているのですが、

最近、新しい発見があったので書きたいと思います。

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ディズニーの名曲。「いつか王子様が」よりこちらの方が好きかもしれない。

こんな曲(「これが恋かしら」)があったとします。

KEYがGメジャーですので、相対音感持ちの私は

ソラソラ ソラソラ ソラソラ ソミレドシレドラー

 

と冒頭の8小節を歌って覚えます。

音感さえあれば、何回か聞いて、音がジャンプして歌いにくい場所さえ確認すれば、

わりと簡単に覚えることができます。

(地道にトレーニングすると、ある程度は誰にでも出来ることです)

 

しかし、コードはというと

G G#dim Am D7

 

などと覚えているのす。

 

Gというのは、そもそも単純に音の高さを示しています。

音叉の音がA440ヘルツであることは有名ですが、

Gは音叉の音の全音下が392ヘルツ

オクターブ下だと半分の196ヘルツであるようです。

 

私の耳は、チューナーではないので、

そんなものを聞いて、ああ、これは392ヘルツだな、などと

理解する能力がありません。

つまり、

コードネームを見てコードを弾くというのが、

単に文字記号という視覚情報から機械的に指を特定の鍵盤にのせる、みたいな

非音楽的作業になってしまっている

 

と常々感じるのです。

 

バッハ先生の作品を見て考えた

クラシックのいかつい作品があったとします。

J.Sバッハ作曲「インベンション第1番」のようなのを練習するとします。

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昔、両手で合わせて一応弾けたんですよ。つっかえつっかえですが。

 

これ、私もそうしましたが、ほとんどの人が

 

(右手)ドレミファレミドソードーシードーレソラシドラシソ、、、

などと練習して、できるようになったら、

 

左手を同じように

(左手)ドレミファレミドソーソー (休み)ソラシドラシソ、、、

と練習します。

この時、右手パートは口で歌うとよいそうです。

 

さあ、いよいよ両手で弾くぞー、と思って

いざ合わせてみると大混乱!というのがよくあるパターンですけど、

 

なんというか、バッハ先生の曲って

音楽に触れてるなーという充実感があるんですよね。

(でも、難しいので敬遠されがちでしょうけど)

 

その充実感の理由は、

バッハの曲がコード、というより対位法と呼ばれる、

2つの旋律が会話しているような構造を持ってるからだと思います。

二人の同じくらいの知能をもつ人物が、

対話をしているような面白みがあるのです。

片方が話すと、もう片方は相槌を打ったり、同じ言葉を言い返してみたり、

本当に話をしているように聞こえます。

 

わたしは、そのことに関心を持ち、以下の2冊を読みました。

 

コード&メロディで理解する 実践!やさしく学べるポピュラー対位法

 

「対位法」が気になる方は、この本を読んでみてください。 

音大の教科書みたいな専門書籍は避けるのが無難でしょう。

 ただし、これを読んだからといって

あなたが対位法で曲を書けるようになるかは不明ですが、、、。

説明に関しては、普通の人でもわかるように書いてあるな、

という印象です。

 

 

 

 バッハの生涯と芸術 (岩波文庫)

 この本はずいぶん昔に読みました。

高校生のころ読んで、音楽ってすげえなー、奥が深すぎだわー、と

感心した記憶があります。

音楽が恐れ多くて、

ミュージシャンになる、だとか、カラオケいこーぜ、イエーイ

みたいになれなくなる本です。

ボーイとかブルーハーツみたいなロックバンドが当時、流行っていて、

夢中になってる同級生の友人たちを(こいつらアホか)

と思ってしまうくらいの破壊力がある一冊でしたね。

 

ちなみに、バッハは子供がたくさんいて、子供たちに音楽を教えるのに

(もちろん対位法の曲を)バンバン書いていました。

その辺の話もこの本には書かれています。

私は、バッハの子供でなくてよかった、、、とつくづく思いましたね。

 

言いたいこと

つまり、こういうことが言いたいのです。

Gはトニックだから、「ドミソの和音」とでも呼びましょう。

Amは2番目の和音だから「レファラの和音」とでも呼びましょう。

D7はドミナントコードだから「ソシレ(ファ)の和音」とでも呼びましょうか。

 

そうすると、左手も右手も「ドレミファソラシド」という同じ言語体系(つまり、どちらもタイ語、とか)でしゃべってるので、

 

「これが恋かしら」だったら、右手と左手が、ですけど、

もっと本質的に言うと

 

メロディというヨコの線とコードというタテの線が

「理にかなった会話」をする

 

ようになるんですね。

 

ん?

これって何かに似てる感覚だよな、と思ったら

バッハのインベンションを練習してたあの時の感覚だ、気づいたのです。

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音楽の教室の壁で見かける肖像画。

 

バッハ先生、ありがとう。

 

↓バッハ先生、、、

インベンションむずかしすぎます。

この辺までしか付き合えなくてごめんなさい。

 

バッハ ピアノ小品集 解説付

 

 

次回の更新は8月14日(土)になります

 

 

 

 

 

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