こんにちは。12月、ついにコロナで今年も終わります。
2年続くとさすがに飽きてきました…。
今月、出陣する日数はたぶん4日だけ(;^ω^)
↓
12月9日加筆
ほぼ出陣しなくてよくなりそうです。
(関係者にコロナが出たため( ゚Д゚) オソロシ
年末はタイ嫁一家の小旅行に参戦しなければならないので、
それを用事としてカウントしても、外出が求められるのは5日→2日だけかな?
ただ、あまりにも家に引きこもるのはよくないので、適度に、買い物とか、友だちに会うとかのイベントを入れていきたいな、と思っています。
アッパーストラクチャーボイシングについて
アッパーストラクチャーボイシング、、、
数あるジャズピアノのテクニックの中で、
(チートレベルで便利だ。もはやネ申だ)
と感じていますが…ユーチューブの動画にしてみました。
YouTube「ゆるいピアノ教室」の動画はこちらになります。
今回の記事では、動画の補足説明のような記事を書きたいと思います。
ちなみに、次の「弾いてみた動画」として予定されている
「MISTY」という曲で、
「アッパーストラクチャーボイシング」を使う弾き方で弾いてみる予定なので、
そちらの動画が完成したら、この記事にリンクを貼ります。
12月9日加筆
MISTYの弾いてみた動画をアップロードしました。
では、ざっくりと説明してみる
コードを弾くときに、右手(RH と表記)左手(LH と表記)でちがうコードを弾く。その2つが混ざり合うことで「むずかしいコード」を弾く。
それがアッパーストラクチャーボイシングです。
わたしが使っているのは次の2つです。
① LHをベース1音だけ / RHでコード
② LH...Rootと7thの2音 / RHでコード
①の方法は、弾き語りのバッキングの時によく使っています。
②の方法は、主にジャズの曲を弾くとき、
ドミナント7thコードをジャズっぽく弾きたいとき、
「テンション入りコード」を作るのに使っています。
(当記事では詳細を省きます。けっこう理論的に難しい話なので)
なぜアッパーストラクチャーボイシングを使うのか?
それは、
初心者が最初に覚える「ドミソ」のようなトライアドコードを使って
上級者が使うようなコードが弾けるから、
です。
たとえばコード初心者が
Dm7b5コードを弾こうとしたとします。
Dm7b5 = Fm / D とさえわかれば、
LH...D RH...C F Ab(Fmコード)
と弾けばオーケー。
つまり、コード初心者が最初に学ぶ
かんたんなトライアドコードの知識だけで、
セブンスコードを弾けるのです!
わたしはチート技を本やネットで学んで、いろいろ知っているので、
コードはC=ドミソ、のような基本だけマスターすれば、
ぶっちゃけ難しいことを知らなくても、特に困らないよね!
と能天気に思っているのです、、、
小むずかしいジャズの理論書は、たしかに素晴らしいです。
知的好奇心を満たしてくれるし、音楽の数理的美しさに感動します。
しかし、そのごたいそうな理論を、実際に自分が使うときには
「実践の技」が必要なこともたしかです。
「アッパーストラクチャーボイシング」は
演奏のための「実践の技」と言ってよいでしょう。
実際、歴史的には、ピアノと相性がよく、
ジャズピアニストたちによって
開発されたテクニックのようです。
ジャズピアノ教則本マニアだったわたしが選ぶ、
最高の教材がこの本なのですが
この本「SMOOTH JAZZ PIANO」は、2つ素晴らしい点があります。
①アッパーストラクチャーボイシングをクリアに説明していること。
②16分音符(イーブン、スイング)のような、現代的なリズムが習得できる練習曲があること。
です。(②はけっこう大変で、わたしはまだ恩恵に浴していませんが)
おそらく、クラシックピアノ、昔のジャズピアノ、一般的なポップソング、を扱っていると、出会わないリズムがある(わたしがまさにこのケースだ)ので、この書籍は貴重です。
方程式があるんです
① LHをベース1音だけ / RHでコードパターン
メジャーセブンスコードの作り方
LH ベース
RH スケールの3番目の音をルートに持つマイナートライアド
Ex
LH Eb / RH Gmコード = Ebmaj7
(Ebメジャースケールの3番目の音はGです)
LH Ab / RH Cmコード = Abmaj7
(Abメジャースケールの3番目の音はCです)
マイナーセブンスコードの作り方
LH ベース
RH スケールの3番目をルートに持つメジャートライアド
Ex
LH G# RH Bコード = G#min7
(G#マイナースケールの3番目の音はBです)
LH A. RH. Cコード = Amin7
(Aマイナースケールの3番目の音はCです)
気をつけるべきは、スケールの3番目の音が
マイナースケールだと「短3度」
(ドレミbファゾ)
メジャースケールだと「長3度」
(ドレミファソ)
なので、それを瞬時にわからないと、
まず使い物になりません。
それに、
Dマイナーコードは「レファラ」とか、
Eメジャーコードは「ミソ#シ」のような、
トライアドコードが、
脊髄反射レベルで身についていないとだめです。
(Inversion;展開形
ドミソ、ミソド、ソドミと音の順番を並び替える
も必要)
それには、
24全調の「メジャー/マイナースケール」と
トライアドコードの「アルペジオ」が
100%、寝ながらでも弾けるというレベル
に達していることが望ましいです。
(お互い、がんばりましょう笑)
そのための神教本が
これですからね!(当ブログで推しています)
「リトルピシュナ」の No35からNo40 までです。
リトルピシュナしか勝たん!
って感じです。
ハッキリ言って、ここで書いた話は、
価値がある人にとっては、メチャクチャ価値がある話のはずです。
実際、自分もまだまだですし、
「出来る」ようになるには、
地道なトレーニングが必要なのだが…。
では、
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は12月10日(土)になります。