ピアノが好きすぎるブログ

イチのつく日に更新しています。

「耳コピー」について語ろうか

ゆう@天音理心流©です。

今回は、耳コピーの具体的なやり方、というのを書こうと思っていたのですが、

その前に、耳コピーの概要、というか、今までの取り組み、みたいなものを書くことにしました。

耳コピーはホントは、素晴らしいものなのです。

しかし、あんなめんどくさいことをしようと、普通の人は思わない…。

そこで、耳コピーのメリットをこの記事でお伝えできたら幸いです。

 

そもそもこの5年くらい楽譜を買っていない

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ネットで無料のものが見つかるからってのもあるんですけど、わたしはそもそも「楽譜」を買っていないですね。

(え?)

と思う人もいるかもしれませんね。

ピアノっていうと、楽譜をビシッと弾くみたいなイメージあるじゃないですか?

クラシックピアノを習っている人は、まずそうしてるでしょうね。

 

でも、わたしはネットで見つけた曲を聴いて、耳で覚えて、それを弾いています。

空の楽譜用紙に覚えたメロディを書くことも、あまりしません。

ある程度(1コーラスとか)覚えたら「覚えてるかな?」という感じで書きます。

ジャズ曲をコピーするのは大変な作業で、1コーラスコピーするのに2週間かかってます。故に、ほとんど手書き楽譜が増えることもないのです。

 

耳コピーのメリット①

部屋にものが増えない。(エコです)

※わたしが近年買った音楽系の本は、ジャズ理論書とか、音感を鍛えるノウハウ本、だけです。

耳コピーする曲を探すところから「始まっている」

まず、ですね。

音楽をやってる人って、音楽を聴かない人がけっこう多いんですね。

意外ですよね?

 

いや、言い方がよくないか。

好きな音楽だけを聴いて、あとは弾くことに集中する、みたいな感じの人が多いです。

 

しかし、新しい曲を(弾かないまでも)聴かないと、変化についていけません。

わたしの場合、Jazzシーンでいうと、

JazzWeekチャート、というのがあって、これを見てチャートに入ってる人をネットで調べて聴くということをしています。

JazzWeek | Charts | JazzWeek

主に外出時に、1曲はちゃんと聴いて、iPhoneのメモ帳に「ジャズ鑑賞記録」のようなものを書いています。(他には、趣味が偏らないためにも、EDMとSmooth Jazzのチャートから曲を探します)

 

耳コピーってかんたんではないので、いろいろなのを聴く中で、

(どれを耳コピーしようかなー、、、)

(耳コピするだけの価値があるプレイはどれだろうか、、、)←上から目線(笑

ってよーく吟味するようになる。

そうやってるうちに、

自分はこういうプレイが好きなんだな

と気づく、みたいな。

クラシックでも、「弾きたい作曲家」「弾きたい作品」ってあると思うんですけど、そういうのと、耳コピーの「音源漁り」は、似ている気がしますね。

 

弾きたくない曲や、自分の感性的にNGな曲は、あいてにしない。

それでいいでしょうね。

耳コピーのメリット②

自分が好きな音楽や演奏がわかる。

 

 

もしかしたら楽器すら、いらないかもしれません。

 

わたしがやってる最終的なアウトプットはこんな感じです。昨日の夜弾いたやつです。

じゃあ、このアウトプットのためにピアノをずっと練習してるのか?

というと、そうでもない。

意外にも、ピアノに向かった時には、その時点でほとんど、頭の中では弾けるようになっています。

ただ、現実には

指が回らないとか、いっしょに押す鍵盤が多いのでよくわからん、とか、それで結果的に弾けない。

そういう感じです。

 

 
 
 
 
 
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具体的には次の記事で書きますが、

耳コピのプロセスは

①1小節、2小節くらいの範囲を、スピードを落として(50%くらいに)ループ再生して聴きます。それはもう、何度も何度も。わからない箇所は25%再生にする。

②それで、さすがにもう覚えたかなあ、と思ったら、口ずさんでみます。

音源といっしょに歌うのがいいですね。

③口ずさめるようになったフレーズが「ドレミファソラシド」のどの音か、楽器を使わずにアタリをつけるんです。(※相対音感=移動ド を使います。わたしの場合は)これは難しい作業です。

④ここでいよいよ楽器(iPadのピアノアプリが多い)で弾いて、自分の予想が当たってるかどうか音を出して確認します。

まあ、だいたいこんな感じを、1小節とか2小節を単位に繰り返してゆくのです。

 

現実には③のところで、ぜんぜんドレミで聞こえない( ノД`)シクシク…

楽器で音を出しながら、(ああ、ここだったか)と音を確定することも多いです。わたしの場合、ブルーノートが出てくると、音がわからなくなるケースが多いかな。

 

だから、仮に耳コピー時間が10分だと、

①3分②2分③2分④3分 

みたいな感じになってしまいます。

実際に楽器(またはiPad)を弾いてる時間は3分の1程度です。

 

つまり、耳コピーはピアノの練習、とも言い難いんですね。なんせ弾いてないのだから。でも、それでも曲を弾けるようになっていくから不思議です。

耳コピーのメリット③

ピアノがなくても作業できる。

 

 

今回は、わたしがSNSでやってる耳コピ動画の舞台裏みたいな話を書いてみました。次回あたりに、具体的なやり方、のようなことを記事に出来るといいな、と思います。

 

では、最後までお読みいただきましてありがとうございます。

次回の更新は3月1日になります。

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