ゆう@天音理心流 です。
最近は、ほんとに便利になって、iPadの「ガレージバンド」というアプリで音楽を楽しんでいます。
今回、ガレージバンドだけで、さだまさしさんの「吸殻の風景」という曲のカバーをしてみたので、その辺のことを記事にしますね。
なるべく身軽に生きようと思う
私の親の世代は、
ザ・高度成長。ザ・昭和。
なので、とにかく部屋の中などに
モノが多いのですね。
「モノをたくさん持っている」→「豊かである」→「幸せ」
という考え方ね。これがザ・昭和。
親は楽器には興味ないので、楽器関係のモノはなかったのですが…
家具とか、すごいたくさんありますね。
来客もないのに食器が死ぬほどある、とか、もうわけわからない(笑)
ところで、
ミュージシャンの部屋、というと、
自宅がスタジオみたいになっていて、
楽器や謎の機材やガジェット類、などに囲まれた部屋を想像してしまいますよね。
そういう美学も理解は出来ますよ。
しかし、私はそういうのに憧れつつも、
…なんというか、苦手なのです。
モノを所有すると、それを管理する手間が生じるでしょう。それが嫌…。
パソコンも便利だと知りつつ、あまり触りたくないんです。
以前は、謎の音楽機材を買ったこともあるんですよ。
シーケンサー、とか、ミキサー、とか。
機械音痴なのでほとんど使いこなせなかったけど。
ミキサーなんて、DVDプレーヤーなどの家電をつないで使ってましたね…。
あと、ギターも弾いてましたし…
すると、アンプとかエフェクターも揃えちゃうんだよなぁ。
ギターも、たしかに素晴らしい楽器ですけど…
そんなにいろいろやる時間もない。
(そもそもピアノが手に負えないくらい難しい)
部屋にいろいろなモノが溢れてくると、
モノの発する圧迫感に耐えられない。
モノが多くても精神的に大丈夫な人は、ほんとにすごいな、心が強いな、と思います。
心に負担がかかることが嫌いで、、、
仏教で「五戒」ってあるでしょ?
殺してはいけない。盗んではいけない。嘘をついてはいけない。
不倫してはいけない。お酒を飲んではいけない。
これ、「人を傷つけないため」ではあるんだけど、
同時に、
「自分の心が平穏であるため」でもあるんですよね。
わたしにとってのミニマリズムって、自分の心を大切にすることと繋がってます。
だから、仏教でも、出家者が守る「8戒」になってくると、
「正午以降次の日の夜明け前まで食事をしない」
「音楽、映画、演劇などの娯楽を楽しまない、花、化粧、香水や装飾品などで飾らない」(あ、音楽ダメなんだ!)
「ぜいたくなベッドや椅子などを使わない」
と、どんどんミニマリズムっぽくなって来ますね。
理想は、何も持たないシンプルな暮らしです。
これ、普通の人に言ってもまるでわかってもらえないです。
何も持たないことがどんなに心を軽やかにするか。
澄んだ状態にするか。
どんなに執着から解放してくれるか。
ここをわかる人は、稀有(けう)ですね。
わたしは仏教を学んだので、その教えの影響でそうなったけど。
こんまりさんとか、櫻庭露樹さんとか、なんか思想的なきっかけがないとミニマリズムには開眼しないでしょうね。
というわけで、音楽も、
「生ピアノとiPadだけでいいかな」
「歌もシンセもしばらくはやめよう」
と思うようになりました。
トラックメイクはガレージバンドでシンプルに出来るし、もうこれでいいわ、と思いました。
本格的にシンセやりたい、とかになってくるとパソコン必要です。
トラックメイク中心か、楽器演奏中心か、で、そこは臨機応変に考えたいですね。
せっかく作ったので聞いていただきたいです。
わたしは、子どものころから、さだまさしさんが大好き。
以前にギターを弾いていたのは彼の影響ですね。
もちろん、フォークギターからスタートしました。
さださんの
詞の世界観。
繊細なボーカル。
そういう部分に憧れたのだと思いますが、特に好きなのが、「吸殻の風景」という曲で、今回、一生懸命にカバーしてみました。
ほんとに、映像が浮かんでくるようなすごい作詞です。
この歌を聴くと、昔の恋愛とか、思い出してしまいますね。
今は、恋愛などすることはないので、わたしにとっては「恋愛=ファンタジー世界」ですが、女性のセリフが「いかにもありそう」な感じで、歌の世界に一気に持っていかれてしまう。
カバーですので、いつもやってる「耳コピ」ではないです。
ソロも、自分の好きなように弾いています。
記憶の中の曲の曲のイメージを追いかけていった感じ。
(時々はYouTubeで元音をチェックしたけど)
あと、ボーカルは、さださんの歌い方に寄せています。
声の質は似ていると思うけど、自分の歌が下手すぎて笑えます。
ボーカル録音で使ったマイクは、zoomのH1n です。
lightning カメラアダプタで繋いで使っています。
マイクはさすがにあった方がいいと思います。
ボーカルを録音する時は、H1nからイヤホンで演奏をモニターできるので、バックの演奏を拾わずに、声だけを撮ることが出来ます。
H1nはホントにおススメ。
パソコンにもiOSデバイスにも使えるし、いい音で録音できますね。
わたしの声はややキンキンしてしまうので、ガレージバンドのコンプレッサーで音を均質にして、トーンで低音強調、うっすらとエコーをかけました。
でもね…
もう歌はしばらくはいいや、と思いました。
さだまさしさんみたいな作品を、音楽に興味を持った頃に聴いたので、やっていてノスタルジーがあるんだけど…
ピアノを極めようと思うと、方向性が違うからなあ。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます😊
4月21日は旅行中✈️なので更新ありません。
Instagramは旅行の様子を載せる予定なので、もしよかったら見てくださいね。
ではでは。