ピアノが好きすぎるブログ

更新不定期です。イチのつく日に過去記事のリライト情報を更新しています。

The Dolphin /Bill Evans

 

ゆう@天音理心流© です。

来週あたりから ずーんっとヒマになりそうです。

ほんとにヒマっていいですね。

10月はピアノをがんばりたい、、、

 

そして、10月はふつうの曲じゃなくて、

インプロビゼーション(即興演奏)をメインにやってみたいので、

その取り組み方を考えてみました。

 

ジャズグレイツ耳コピ派についての考察

 

天才ジャズピアニスト・ゆうこりん さんが最近、新しい動画を出しました。

ゆうこりんさんは、ユーチューブジャズピアニストの中で、わたしの推しなのですね。

ゆうこりんさんのことについてご存じない方のためにちょっと書くと、

ジャズグレイツの耳コピをゴリゴリに推奨されている、ジャズピアニスト兼 教育ユーチューバー?みたいな方ですね。

わたしも、彼女(?)が言うような「ユーチューブでよく見かけるような、素人のへったくそな」ピアノ「ウンコ、インチキジャズ」(とよくおっしゃいます。ゆうこりんはけっこう口が悪いのです)を弾いている一人のような気もするので、なかなか胸に刺さるのですね(笑)

ゆうこりんさんは、

「音楽性を豊かにする」ために「良質なソロ」を練習することが大切。

とおっしゃいます。

これは真実かな。

 

普通の人用に(つまり、ジャズピアニストになろうとか考えていない人)言うと、

「音楽性を豊かにする」ために「自分がいいな、と思う曲」を聴くことが大切。

こんな感じだと思います。

そして、ジャズピアニストになることにこだわらなければ

ジャズグレイツを聴かなくても、自分がいいな、と思う曲を聴けばいいんですよ。

ジャズピアニストを聴くにしても、ゴリゴリのビバップではない曲でOKだと思う。

 

ビルエヴァンスを聞くにしても

明るいボサノバのThe Dolphin(From left to rightより)

こんな感じの曲がわたしには合うのです。

 

ちなみに、ですが、ビルエバンスは自分のスタイルをマネする人を嫌ったそうです。

彼は「スタイルはおのずと出来上がるものだ」という考え方をしていたのです。

 

耳コピの練習法について考察

ゆうこりんさんの動画によると、練習は8つのポイントがあるそうです。

 

①譜面の最初から練習しない

②1小節ずつ取り出して練習する

③片手ずつ練習する

④必ずメトロノームを使う(2,4のハイハットのつもりで聴く)

⑤ゆっくりなテンポから練習する(ミスしないくらいのスピードから)

⓺少しずつテンポを上げてゆく

⑦回数でプレッシャーを与える(PL学園の3本ノックのように)

⑧小さな音で練習する

 

「耳コピ至上主義」に対するややアンチな私見

しかし、わたしは耳コピだけやってればいいとは考えていません。

インプロビゼーションとは、「即興演奏」ですよ。

その場で、心に浮かんだ音を、流れるままに表現していくことがインプロビゼーションのはず。

音楽の神、サラスワティ様は、水、流れるものをつかさどる神様です。

心のままに流れてゆくようにならないと、インプロビゼーションとは言えないはずです。

耳コピしたものをそのまま弾くと

「おー、よくコピーしたね」

というだけで終わると思うのですね。

 

そう考えると、インプロビゼーションのためには

「ソロの耳コピをする」とは「別の方法」が必要になってくる。

ゆうこりんさんには

「耳コピしたソロを応用する方法」を今後の動画で語ってくれると嬉しいですね。

 

では、次回の更新は10月1日になります。

ありがとうございました。

 

 

スポンサードリンク