ゆう@天音理心流です。
12月になりましたね。
忘年会シーズンのようです。
(わたしは酒を飲まないので、そういう活動とは無縁です)
日本にいる友人が、深酒をして意識がない状態でわたしにLINEを送ってきました。
意識がなくてもメッセージをくれるくらい、
深い友情を持ってくれているのだ、と
思わず感動してしまいましたが、
読んでいただいているあなた。
くれぐれもお身体にお気をつけください。
ところで、最近、わたしの敬愛する
天才ジャズピアニスト・ゆうこりんが
新しい動画を出していました。
「作業用ジャズBGMがなぜウンコか」、みたいな動画でした。
「How to pla〇 Jaz〇 Piano」(一部伏字)というチャンネルを名指しで
批判したり、ちょっと前の炎上系ユーチューバー
「えらいてんちょう」を思い出しました。
ゆうこりんの動画を見るたびに、
もっとストイックにジャズピアノを練習しないといけないなあ、と
思い知るのです。
しかし、、、
耳コピーしてないよなあ。
ハンクジョーンズの弾く「Tangerine」をよく聞いているのですが、
こんなものいつになったら耳コピーできるのでしょうか。
わたしが今、編み出そうとしているメソッド「無練習」は
ゆうこりんから見ると、インチキジャズ、ウンコジャズ、
になるわけですが、ちょっと練習をしたので
(無練習なのに練習とは!)
記録を書いておきます。
FLY ME TO THE MOON風のコード進行で。
これがわたくしの「無練習」の最初の課題シートです。
のちのちブログで明らかにしますが、
茶色い字で書いてある音名(CMajor7ですと、G,C,Dと書いてありますね!)
の鍵盤に、右手の人差し指を載せます。
そして、右手で「ある形」を作って、ソロを組み立てるのです。
このような「ある形」を作って、それを動かすことで音楽を作るという手法。
これは、一つには、坂本龍一先生の
「Dancing in the sky」で出てくるアイディアだったりします。
音楽を聴いたり、作曲や即興を見たりすると、
根底になってるアイディアは何だろう?
と思うことはないでしょうか。
そこが「音に魔法がかかった」部分です。
そこを自分なりにつかむと、
そのアーティストや作品と親密になれる、みたいな。
わたしのインプロビゼーション「無練習」は
全体に、リディアンスケール、リディアン7thスケールなど、
4度#の音を好みます。
キーCでいうと、
A B C D E F# G# という
平行短調(Aマイナー)のメロディックマイナースケールと
C D E F# G A B
Cリディアンスケールでは、
F#がかぶるので、全体にトナリティーが損なわれないこと。
通常のメジャースケールよりも、浮遊感や幻想的な感じがすること。
がその理由です。
ただ、ゆうこりん先生のような、本格的ジャズサウンドにはならない(笑)
そのうち、本格ジャズ。
たとえばDonna Leeのようなバップの曲のことを言っているのですが、
ああいうのがどういう仕組みで演奏されているのか、が
わかるようになりたいものです。
そのためにも、音感を鍛えるためにも、
ゆうこりんの言うように、
耳コピもしなければ。
バランスよくピアノに取り組まねば。
と思うのでした。
ではでは。
次の更新では、「無練習」の動画も載せられるようにがんばります。
次回の更新は、12月21日になります。