ゆう@天音理心流です。
今日は練習曲ネタです。
2年以上前の過去記事をご紹介します。これを読んでから今日の記事を読んでいただくよいかもしれません。(お時間があれば)
2年以上前に書いた記事ですが、私は今もまだ「リトルピシュナ」を弾いています。
この手の練習曲は、変な話、ピアノを弾き続けるかぎり、
やめられないのかもしれません。
今回の記事を書くにあたって、記事をあらためて読み返してみましたが、
今も基本的には同じ考えでした。
人によって違うでしょうけど、ピアノをやってると、
「特に身に着けたいテクニック」というものがあると思います。
私の場合、記事執筆時、次のようなテクニックを身に着けたいと思っています。
1.右手のメロディを重音化して、分厚いメロディを弾くテクニック。
2.よどみないアルペジオに乗せてバラードを弾くテクニック。
3.高速スケールやジグザグ進行のメロディを弾くテクニック。
それらをピンポイントで練習できるような教材はないのかなー、と思い、
チェルニー100番を調べてみました。
「100番」は、ド定番の「チェルニー30番」より
やさしめであること。
曲が短いこと。
が特徴です。
さすがに100曲は多すぎるので、
自分が身に着けたいテクニックが取り上げられている曲を選んで練習
という使い方になるのかな、と思います。
私的、チェルニー100番からの厳選?チョイス
7番
わたしが目標としている、
右手のメロディを重音化して、分厚いメロディを弾くテクニック。
を身に着けるうえで、基礎となる感じがします。
もしこの曲を重音なし、で弾いたら、しょぼいですよね?
32小節という、やる気を喚起するコンパクトさ!
左手がほぼ単音という、右手だけ練習せよ、という親切心!
わたしは、チェルニー先生という人は、とてもよい指導者だと確信しています。
200年前のオーストリアに生まれていたら、ぜひ教えてほしかったですね。
ジグザグ進行するメロディは61番
16分音符で書かれているので、16小節ですけど、すごい音の密度ですね。
うーん、、、ゆっくりなら弾けそうです!
(特に最初の小節。左がドミソだし、右手はどみれふぁみそふぁら、、、と機械的!)
そうそう。機械的なのが嫌いだ、つまらん、というチェルニー嫌いの人のお気持ちもよくわかります。でも、チェルニー先生はわざと練習しやすいように機械的に曲を書いてくれたんだとわたしは確信しています。
次。98番です。
Bマイナーで書かれたアルペジオの曲。世界観がありますね。
高速スケールを弾く基礎として36番。
これ、ゆっくりだったら「あ、そう」ですけど、
超高速で弾いたらビビりますよね?
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は7月13日(土)になります。