ピアノが好きすぎるブログ

更新不定期です。イチのつく日に過去記事のリライト情報を更新しています。

移動ドの人のためのメロディックマイナースケールの歌い方を考える。

 

これをお読みのみなさんは、マイナースケールの曲が得意でしょうか?

わたしは苦手です、、、。

苦手な理由は、いくつかあると思うのです。

考えられるのは、

1.マイナースケールの曲は、メジャースケールに比べて、あまり聞く機会がない。

2.基本的に暗いものが嫌いである。音楽する時くらい明るく行きたい(?)

3.ナチュナルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナーの3種類があるなどと理論書に書いてあり、混乱する。

4.コードも、マイナー7b5?難しそう→ひるんでしまう。

 

この辺かな、と個人的には思っています。

 

わたしは、マイナースケールの曲を聞いても、なかなかドレミ、、、で聞こえないのです。

これが現在の課題の一つです。

そもそも、あなたはマイナースケールを声に出して歌えるでしょうか?

ナチュラルマイナースケールを

ラシドレミファソラ~♪(暗い)

と歌えますか?

ドレミファソラシド~♪(明るい)は歌えても、

これ、無理、、、みたいな人は意外と多いと思います。

つまり、マイナースケール的な音感が育っていないのだと思います。

 

有名曲、「枯葉」を使って練習してみよう。

 

 この先生みたいに歌えればいいんですけど、、、。

動画の最初の方、なんかしゃべってますね。

早く歌えよ、と思ったのはわたしだけでしょうか。

 

さて、ここからは移動ド唱法のお話。

「枯葉」の冒頭のメロディ8小節はこうです。

l・ラシドlファーl・ソラシlミーl

l・ファソラlレーl・ミファ#ソ#lドーl

 

赤いところ、この#は何者!?

これこそ、メロディックマイナースケールの特徴音なのです!

ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ(ナチュラルマイナー)

ラ シ ド レ ミ ファ#ソ#ラ(メロディックマイナー)

これをどう歌うか?「ふぁ、しゃーぷー」とか「そ、しゃーぷー」では長くて歌えないです。

そこで、私は次の2つの解決案を提案したいと思います。

 

これで解決?

1.シャープは「心の中で」歌う。声に出すのは「ファ」「ソ」

これが一番いいかもしれません。

メロディックマイナースケールでは、ファとソは#することもあるんだ、と肝に銘じておいて、心の中でシャープをイメージし、、歌う声も半音高く歌うのです!

 

2.次のように言い換えて歌う。

ラ ティ ド レ ミ フィ シ ラ

 

英語っぽく書くと、「La Ti Do Re Mi Fi Si La」でしょうか。

 つまり、ファ#を「フィ(Fi)」、ソ#を「Si(シ)」と歌います。

その代わり、いわゆるドレミファソラシドの「シ」

カタカナ英語的な日本人丸出しな「シ」を「ティ」と歌うのです!

 

以上、わたしがネットのいろんな記事を読みまくってたどりついた解決策はこの2つです。他には、マイナースケールは主音のラを「ド」と言い換えて、ドレメファソレテド~♪(暗い)と歌う方法を紹介している一派もありましたことを付け加えておきます。

 

しかし、ですね。

 

わたしが感じるのは、ベッタベタにマイナーな、ザ・マイナースケールな曲というのはそんなに多くなく、たいがいは「なんとなくマイナー」な感じの曲が多いものです。特にポップスではそうではないでしょうか?

だとすれば、AマイナーはCメジャーのドレミファソラティドをラからスタートして

ティドレミファソラ(ナチュナル)

ラティドレミフィシラ(メロディック)

ラティドレミファラ(ハーモニック)

などと歌った方が、シンプルイズベストな方法だと感じるのです。

 

以上、移動ド唱法=相対音感保持者、によるメロディックマイナースケールの歌い方、です。

また、将来的には考え方が変わるかもしれませんが、今の段階の歌い方、ということで記事に残そうと思いました。

 

ただ、わたしはマイナースケールが苦手です。うまくドレミ、というか、ラティド、で音が聞こえてきません。この辺は、もっと音感を鍛えて、耳の発達を待つしかないのかもしれません。

 

 

これ(Beginner AKB48)を耳コピー(移動ド音取り)をしようと思います。

 なかなか、エレクトロ現代音楽風でマイナースケール。

いいと思うんですよね。

マイナースケールのビギナーさん、いっしょにがんばりましょう。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

 

 

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