今回は、わたしが使っているソフト、BIAB(バンドインアボックス)をからめて
思うところを語っていきたいと思います。
「やること」を決める=「やらないこと」を決める説。
世界中で「自宅に引きこもること」が推奨されて、
この期間中に、何をするべきかを考えまくりました。
普通に「仕事」だの「学校」だのがあると、
それをやっとけば毎日の生活は回っていくわけです。
つまり、、、
サラリーマンなら月末になれば給料もらえるし、学生は単位が取れる。
それは毎日が上手く行ってるということなので、喜ばしいことではあるのです。
しかし、弊害があって、
そういう日常の中にいると「ちゃんとやってる感」がかもしだされて、
人は「考えること」をやめてしまうんですよね。
しかし、学校や会社に行ってはいけない、みたいな話になると、
わたしはつくづく思いました。
コロナで自由時間が増えているのに、
意外に「出来ること」って少ないな、と。
最初の印象だと、ものすごいいろんなことが捗りそうに思えたんですけど、
実際はそうではなかったということです。
他の人のことはわかりませんが、自分は
「やること」を絞らないとダメみたいです。
なんと10分くらいで伴奏が出来てしまった。
バンドインアボックスというのは、
伴奏のパターンとコード進行を選ぶだけで、伴奏を作ってくれるという、
非常にお手軽なソフトです。
パターンを選ぶのに迷うというところはあるんですけど、慣れれば1曲10分ですね。
時短になります。
わたしは英語版のBand in a Box2016というバージョンを使っているのですが、
基本的な使い方は超カンタン3STEPです。
①スタイルピッカーで使う伴奏パターンを選ぶ。
②Aメロ、Bメロなどのセクションを作り、コード進行を書き込む。
③いらない楽器はミキサーで音量ゼロにしてしまいましょう。
↓こんなGUIです。
【注意点】
RealBandという実際の音をサンプリングしているパターンを使うと、
たしかにリアルな音なんですけど、
なんか動作が怪しいことがあるんですよね、、、。
データ編集もできないでしょうし。
そこで「midiだけ」のパターンだけを使っています。
【伴奏を作りこみたい場合】
midi fileをエクスポートできるので、それをDAWで読み込めば編集できます。
「ここではドラムをストップしたい」
「こういうフィルインがほしい」
そうなってくると、このソフトの上でやるのは
(出来るのかもしれないけど)難しいので、DAWで編集するのがいいと思います。
【こんな人におススメ】
歌い手さん。
キーが合わなくても、ワンタッチで転調できます。
テンポも変えられるし、パターンも後から変更できる。
ジャズピアノトリオやりたい人。
ジャズ系のパターンが充実しています。
自分でがんばって打ち込むより、
かっこいい伴奏トラックができることは間違いないでしょう。
【こんな人には向いていない】
クラシックや映画音楽のようなジャンルの音楽を作りたい人。
EDMのトラックメイクをしたい人。
この辺は方向性が違う気がしました。
アマゾンのリンクを貼っておきます。
上がMAC,下がWINDOWSです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は5月30日(土)になります。