今回は、わたしが使っているソフト、BIAB(バンドインアボックス)をからめて
思うところを語っていきたいと思います。
「やること」を決める=「やらないこと」を決める説。
世界中で「自宅に引きこもること」が推奨されて、
この期間中に、何をするべきかを考えまくりました。
普通に「仕事」だの「学校」だのがあると、
それをやっとけば毎日の生活は回っていくわけです。
つまり、、、
サラリーマンなら月末になれば給料もらえるし、学生は単位が取れる。
それは毎日が上手く行ってるということなので、喜ばしいことではあるのです。
しかし、弊害があって、
そういう日常の中にいると「ちゃんとやってる感」がかもしだされて、
人は「考えること」をやめてしまうんですよね。
しかし、学校や会社に行ってはいけない、みたいな話になると、
(何をしようか?)
とふと考えるわけです。
あなたも考えたはずです。(コロナの影響下にある人は特に)
わたしも考えました。
しかも、「自宅で出来ることしばり」で、ですね。
それで、私の場合、なんだけど、
仕事に関しては
- 仕事関係のInstagramアカウントを作って運営する。
- オンラインでの仕事の経験を積み、知識を深める。
趣味に関しては
- ピアノ演奏をライブ配信する。
- Youtubeに動画を投稿する。
家族に関しては
- 娘が新しい学校に入るので、新学期の準備をする。
この辺りだろうな、と思ったのですね。
やることを5つに絞ったのです。
もちろん、他にも気晴らしにゲーム(ネット将棋)やるし、
歯の治療とか美容院に行くとか、料理するとか、
いろいろ必要性のあることもやるんですけど。
でも、この5つだけは外さないで、ちゃんとやろう。
そう思って取り組みました。
そして、今も取り組みつつあります。
こうして2か月以上が経過し、わたしはつくづく思いました。
コロナで自由時間が増えているのに、
意外に「出来ること」って少ないな、と。
最初の印象だと、ものすごいいろんなことが捗りそうに思えたんですけど、
実際はそうではなかったということです。
理由はいろいろ考えられます。
人間の集中力は25分が限界だそうです。
わたしが単にナマケモノであることも否定はできませんね。
引きこもっていて、精神的に落ち込んでいることも多少はあるでしょう。
他の人のことはわかりませんが
わたしの場合、
「やること」を絞らないとダメなのです。
何もかも手につかなくなって、無力感に襲われてしまう。
たぶん、脳をパソコンに例えると、
脳のメモリー、CPUがスペック低いんですよ。
ハイスペックの人はホリエモンみたいに
「多動力」でバリバリ仕事できるんでしょうけど、
わたしはいろいろやろうとすると、
フリーズして動けなくなってしまう。
ビジネス書は「マンガ」がおススメ。眠くならないよ~
「やらないこと」を決めること。
ホリエモン信者さんには納得できない話かもしれませんが、
「多動力」に対しての「不動力」「鈍感力」みたいな?(笑)
それが私には必要だと思いました。
音楽活動に当てはめて考えると
音楽活動に「多動力」を発揮すると、
ギターも弾けばピアノも弾く。なんならドラムも叩くし歌も歌う。作詞作曲もする。DTMやって、そうだね、流行りのボーカロイドは外せないよね。DTMっていったらクラブミュージックだよ。EDM!ダブステップやフューチャーベース?その辺のトラックメイキングスキルも学んで。バンド活動やってニコニコ動画やって。 レッスンに通ってプロに習わなきゃね。さらに楽譜をいっぱい買って音楽理論、音感トレーニングも怠りなく、、、クラシックやんなきゃ。バッハ弾いちゃおう ヒットチャートのチェックもかかせないなあ
みたいなことになると思うのです。
(まあ、独身なら出来るのかな、、、?)
マルチプレーヤーっていますし、プロなら、まあ仕事なんだからいろいろやるのはいいと思うんですけど、普通の人がこんなことをしていては、、、
みんな中途半端
になってしまいますね。
わたしの場合、音楽活動は しぼりました。
- 「配信アプリ」でピアノの練習を配信する。
- 「Youtube」の動画を作る。
これだけです。
あ、このブログも一応、そうか。
そして、その中で、ある問題が生じてきました。
ピアノソロだけだと、イマイチ気分的に盛り上がらないのです。
それに、ピアノソロだと、インテンポで弾く必要がないので、リズムが悪くなる。
そこで、じゃあドラムとベースのリズムトラックを作ろうと思って、
Cakewalk by Bandlabで作成してみたんですけど、、、
半日潰れました!
わたしは、トラックメーカーになるという夢は一旦は保留しましたので、
(「やらないこと」に入ってしまった)
パソコンに伴奏打ち込むのに半日とか費やしてられないです。
いくらコロナ騒動でやることないからって、それはないです。
そこで、BIABの話につながってくるのです。
この無理やりな伏線の貼り方はシバターさんに学びました。
「沢尻エリカを救いたい」話が最後は「CBDMAX」という商品の宣伝をねじ込んでくる。(2分30秒くらい)
ヘルタースケルターで見せた沢尻エリカのおっぱいを誉めたかと思えば、、、電子タバコの宣伝、、、
シバターさん、すごい。マーシーだかマッキーだかの時もやってたかな?
ちなみに、沢尻エリカの「ヘルタースケルター」って映画。
内容は希薄だけど、映像がよかったですよね!
あ、盛大に話がそれました。
どうもいかんですね。
ブログを面白くしようと思うと、ついついネタに走ってしまいます。
なんと10分くらいで伴奏が出来てしまった。
バンドインアボックスというのは、
伴奏のパターンとコード進行を選ぶだけで、伴奏を作ってくれるという、
非常にお手軽なソフトです。
パターンを選ぶのに迷うというところはあるんですけど、慣れれば1曲10分ですね。
わたしは英語版のBand in a Box2016というバージョンを使っているのですが、
基本的な使い方は超カンタン3STEPです。
①スタイルピッカーで使う伴奏パターンを選ぶ。
②Aメロ、Bメロなどのセクションを作り、コード進行を書き込む。
③いらない楽器はミキサーで音量ゼロにしてしまいましょう。
↓こんなGUIです。
【注意点】
RealBandという実際の音をサンプリングしているパターンを使うと、
たしかにリアルな音なんですけど、
なんか動作が怪しいことがあるんですよね、、、。
データ編集もできないでしょうし。
そこで「midiだけ」のパターンだけを使っています。
【伴奏を作りこみたい場合】
midi fileをエクスポートできるので、それをDAWで読み込めば編集できます。
「ここではドラムをストップしたい」
「こういうフィルインがほしい」
そうなってくると、このソフトの上でやるのは
(出来るのかもしれないけど)難しいので、DAWで編集するのがいいと思います。
【こんな人におススメ】
歌手ですね。キーが合わなくても、ワンタッチで転調できます。
テンポも変えられるし、パターンも後から変更できるので、いろいろな曲調を試せます。
ジャズピアノトリオやりたい人。ジャズ系のパターンが充実しています。自分でがんばって打ち込むより、かっこいい伴奏トラックができることは間違いないでしょう。
【こんな人には向いていない】
クラシックや映画音楽のようなジャンルの音楽を作りたい人。
EDMのトラックメイクをしたい人。
この辺は方向性が違う気がしました。
【ラインナップは3種類】
Basic PAKというのはけっこうお手頃です。
Mega PAKにすると、使えるパターンが増えます。
EveryPAKは驚愕の6万円越えです。
伴奏ソフト、わたしはこんな使い方をしたいです。
Instagramが「日本語学習者さん向け」コンテンツしばりなので、インスタライブでJPOPの弾き歌いをやってみたい。フォロワー46人なんで、増やしたくてね。ライブすると増えるだろうか?
BIABでサクッとカラオケを作るつもりです。
ビゴライブのピアノ練習に使いたい。
ジャズスタンダード(「Aトレイン」とか「いつか王子様が」)を何コーラスも回しながら、アドリブ練習を配信したいです。
アドリブ練習は、実際に弾いて、「使える音」をひとつひとつ覚えていくしかないような気がしていて、BIABは最適です。メロディ生成機能、もあるみたいで(使ったことないですが)アドリブアイディアをいただくのに使えるのかな、と書いていて思いました。
それに、アドリブ回しすると長くなるので、放送時間を稼げますね。
BIABでは、コーラスのリピート回数の設定もできるのです。
ということで、長くなってしまいました。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は5月30日(土)になります。