前回の記事でコード弾きに挫折した人のためのABフォーム入門、というのを書かせていただきました。
この記事はソロピアノを弾きたい人に福音(言い過ぎか)となる内容!となるようにと思って書きました。(やれやれ、、、)
ところで、なのですが。
記事内容をピアノの話に戻したら、ビミョーな感じでアクセス数が戻ってきている感があります。更新時期の土曜日、日曜日になると、アクセス数が上がるので、記事を読んで練習をしてくれている人もいるかも、と思って、書いている私としては嬉しいです。
こんな記事でも、それなりに調べたり、時間をかけて書いているので、、、。
ABフォームが「なんちゃって」ですら難しい理由
前回お話しした「なんちゃってABフォーム」は、実はメチャクチャ難しいです。
やった人はわかると思います。
言語化するとこんな感じかと思います。
Dメジャー7thを(なんちゃって)Bフォームで弾こう。
メジャー7度だから、ルートDの半音下。ああ、C#だな。
Bフォームだから完全4度上を弾くから、F#か。
これを脳のどこかでやってるんですよ。
たとえ話をしましょう。
最近、YOUTUBEで見たんですが、断捨離に失敗する理由というのをやってました。
モノを捨てるか残すか判断するのに、いちいちいろいろ考えてしまう。
たとえばラケットを捨てるのに、
このラケットは高かったしなあ。
でも、テニスを前回やったのはもう2年前だし。
ガットも張り替えないとどうせ使えないな。でも、Aさん誘ったらテニスの相手してくれるかな?
とりあえず、Aさんをテニスに誘って、ダメだったら捨てるべきか?
いやいや、最近仕事が忙しいしな。
そもそもテニスをする時間があるのかな?
と考えてしまうのです。それを何か一つ捨てるたびにゴチャゴチャ考えるので、脳が疲れてしまい、冷静な判断ができなくなるのです。
わたしが「こんまり流」の「片づけ祭り」より「一日一捨て」を推す理由はここにあります。断捨離は、普通の人でも、「ゆっくりペース」で行うと必ず成功します。
ただし、時間は1年くらいかかりますけど。
しかし、こんまり流は、ホントに神髄を極めるとうまく行くと思います。
普通の人には難しいだけです。
※「こんまり流」は、モノを「ときめくか、ときめかないか」という唯一の判断基準でジャッジします。
つまり、「使えるか使えないか」「高かったか安かったか」などを考えなくていい。
脳のリソースをあまり使わないで、直感的判断ができるのです!
でも、普通の人は、こんまりさんほど純粋ではないので(こんまりさんは、浮世ばなれした天使みたいな風貌の女性ですね)いろいろ考えてしまうのですよね。
それが断捨離がうまく行かない理由です。
そう考えると「こんまり流」は奥深いですね。
そこでアッパーストラクチャーテクニック
話がそれすぎて、元に戻すのが大変ですが、強引に戻します。
ピアノのコード弾きのメソッドに
アッパーストラクチャーヴォイシング、というのがあります。
これが、コードを弾くときに脳のリソースを解放する効果があります。
アッパーストラクチャーをサラッと説明すると、
Cmaj7を弾くのに、Em/Cのように弾きます。
左手がルートCを弾き、右手はb3度上のマイナーコードを弾く。
Emは「ミソシ」だから、C「ド」と合わさって、「ドミソシ」すなわち、Cmaj7コードになる、という理屈ですね。
この方法の素晴らしいところは、「Emコードなら、基本なので、何も考えなくても弾ける」ので、Em/C がカンタンに、言い換えれば、脳のリソースをあまり使わないで弾けるってことです。
なお、
この弾き方は、歌の伴奏とか、リード楽器のバッキングをするときにもってこいの弾き方です。ソロピアノにはあまり馴染みません。
この書籍は神です。(英語だけど)
チラ見せしちゃいます。
そう、英語が不自由な方はちょっと、購入を躊躇しちゃうから、ですね!
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今回の記事の最後に、「こんまり」の話にまた戻しますけど、
「モノ別に片付ける」というのが正しいやり方だそうです。
そして、片づけを「早く終わらせてください」とも言っています。
そう考えると、コードの学習も、「コードの学習」に集中的に取り組み、
早くマスターしてしまえるといいですね。
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次回の更新は12月15日(土)になります。