ピアノが好きすぎるブログ

イチのつく日に更新しています。

トレンドブログではないのですが、京アニさん作品について。

 

痛ましい事件が起きてしまいました。

京アニ放火事件。

34人の死者を出したって、、、ちょっと想像できない。

亡くなられた方、そのご遺族の方には、かける言葉もありません。

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記事を読むと、すごいマイナスの波動を感じます。

 

京都アニメーションホームページ

 

「京都アニメーション」とは、、、

はたしてどんな会社だったのか、と思い、ググってみると会社のホームページが出てきました。↑事件についての記述は、執筆時にはホームページにはありませんね。。。それは当然でしょう。

 

京アニさんのアニメ作品の曲を聞いてみた

 「響け!ユーフォニアム」

「響け!ユーフォニアム」は、吹奏楽のことをよく知らないので、勉強をかねて観ようかな、と、かねてから思っていたところでした。

わたしはタイで語学教師をしているのですが、生徒さんにユーフォニアムの視聴者さんがいて、おススメされました。音楽好きなので、彼女は「バンドリ」とか「欅坂」「初音ミク」あたりの日本の音楽カルチャーにハマった流れで「ユーフォニアム」にも手を出したようですが。

すごいですよね。海外にも広がる人気。

そして、、、

ユーフォニアムは、京アニ作品だったんだねえ。。。

 

 

「涼宮ハルヒの憂鬱」

ハルヒは、小説版は読んだことがあります。アニメは京アニさんだったのですね。 

「ハルヒ」はいわゆるライトノベルの金字塔的な作品といってよいのでしょうね。

いわゆる「キャラクター小説」というのを分析していた時期がありまして、コバルト文庫,的な、アニメ絵が表紙のこの手の小説。そこには時代を映す感性のようなものが詰まっていると感じたのです。アニメは2009年の作品のようですね。

ちなみに、わたしが小説の分析をしたいと思うきっかけとなった本は以下です。ご紹介しておきますね。

 

 「音楽の分析=アナリーゼ」さながらに、小説の分析をするのに、キャラクター小説、というのは非常によい題材だと当時、感じました。まあ、ライトノベルなんて、移動の電車の中で純粋に楽しく読むだけでもいいのでしょうけど、ついつい「おもしろい理由」とか「仕組み」が気になってしまうのですよね。

わたしは単純な人間なのか、変に奇をてらったものより、すなおなストーリー、表現、を好みます。それは、音楽においても、なのですが、つまりは分析して腑に落ちやすいから、なのかもしれません。そんなことを感じたのです。個人的に、そんな私的芸術論を裏打ちする作品が「涼宮ハルヒの憂鬱」です。

アニメ版「ハルヒ」もちょっと見たかな。(ラノベとの比較のために)

この曲「God knows.,,,」何回も耳にしたことある。かっこいい曲ですね。

しかし、アニメではなく、ネット配信者さんによる、耳コピピアノや、バンドマンの弾いてみた系動画をよく耳にしました。

「リズと青い鳥」

京アニさんは「リズと青い鳥」という作品を近年(2018年)手がけられています。

「響け!ユーフォニアム」は完全に軌道に乗ったと見えて、スピンオフ的な作品がいろいろ作られ、「リズと青い鳥」もその流れで作られた作品のようです。

「Songbirds」さわやかで品のいいフォーピースバンドサウンド。

いいですね!

「けいおん!」

それと、わたしもけっこう見ていて、DVDまで購入してしまった「けいおん!」だろうか。制作が京アニだということも知らずに見ていましたよ。

「ふわふわ時間」がやはり耳に残ります。

 

あと、けいおん!というと、ほんとにマニアックな話で恐縮なのですが、わたしが好きな将棋のプロ棋士で、高橋道雄先生という方がいるのですが、、、これを見たときは感動を覚えました。

ニコニコ動画のプレーヤー埋め込みやり方わからないので、リンクで。

 

www.nicovideo.jp

この「GO!GO!マニアック」はいいですね。神曲です。

あとは、「レスポール」を買いたくなったことでしょうか。

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唯はギター25万円だったのを値切っていたような。定価が高いからGibsonでしょうね!

このようにおっさんまで熱くさせる「けいおん!」は偉大な作品です。

 

ほかの京アニ作品のトレーラーをネットで見て、よさげだったのは

「中二病でも恋がしたい」ですかね。

 

急に社会派的なこと書きますが。

京アニ放火の犯人は41歳の男だったらしいですね。

よく言われることですが、団塊ジュニア世代を先頭に、「就職氷河期世代」と呼ばれている受難の世代がありまして、、、わたしもその一員なのですけど、ホントにひどいからね。就職、結婚、蓄財などなど、だいたい失敗しているイメージです。

こないだスクールバスを待つ小学生の群れに突っ込んで自殺した51歳の男、とか。

元農水省次官に殺害された引きこもりの息子さん44歳、とか。

 

被害者の無念を思うと、許せないことではありますが、こういう事件って、本人の凶悪性「だけ」に帰結していい問題だとは思えないです、、、

社会の病理、というのでしょうか。

あまりに人生が過酷だった「就職氷河期世代」「中高年引きこもり」。

そんな大勢の群れを作ってしまった社会にも問題があると思われてならない。

自分の場合、30歳くらいで日本に見切りをつけてタイに移住しまして、それでなんとか結婚したり子どもに恵まれたり、一応はお仕事もいただけていますが、日本にいたらかなりの高確率で「中高年引きこもり」になっていたと思います。

度胸や凶悪性はそこまでないと思うので、犯罪者にはならなかったと思いますが、追いつめられると人間はどうなってしまうか、わかりません。。。

自分もあるいは、凶悪犯罪者になってしまったのかも、と思うとうすら寒い思いがします。

 

だいたい、タイに移住する、とか、普通の人は考えもしないだろうし、移住したところでそれでその人の人生が好転するかどうかも、実際のところわからないのですが、一つ言えることは、タイは別に、いい歳した大人が平日の昼間にデパートをぶらぶらしてても、変な目で見られることはないです。とにかく、一時帰国で日本に帰るたびに、つくづく息苦しい社会だな、と感じるのですね。

 

なんか、その辺が一連の中高年男性がしでかす凶悪犯罪の温床、とは言わないまでも、何かの関連を感じますね。

 

今回の京アニ放火事件は、お亡くなりになった方の数も多く、もう書いていて胸のあたりがぐーっと重くなってきて苦しいのですが、、、

犠牲者の方のご冥福を祈るためにも、生前に関わっていたであろう作品に触れて、その中で使われていた音楽を聞いて、ピアノで演奏する。

しばらくはそんなことをしようと思います。

そして、知らない間に、京アニさんが関わっていた作品に自分は触れていて、いろんなことを感じていたのだなあ、と、その感謝の気持ちを伝えたいです。

 

そして、上の曲たちを耳コピピアノで弾く時に、お亡くなりになった方のご冥福を心から祈りたいと思います。

 

次回の更新は7月27日(土)になります。

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