「えー、令和元年11月16日であります。
クラシックピアノを、ぶっこわーす笑」
みたいなノリで記事を書いていきます。
などと冒頭からかましつつも、クラシックピアノの教則本のレビュー記事なども書いてますので、下の記事なども参考になさって下さいね。
クラシック教則本のスケールや和音って、今時使わなくね?問題。
「リトルピシュナ」のスケールとコードの練習。
指が回るようになりたくて、よく弾いたよなぁ。
あなたが
1.本当にピアノ初心者です。
2.クラシックだけ弾きたいタイプです。
だったら、
まずは「リトルピシュナだけ」を弾いていればOKだと思います。
後半に出てくる「2オクターブにわたるスケール行って来い」が真珠の粒のように滑らかに弾けたら、モーツァルト先生のピアノソナタが弾けちゃうかもよ?
しかし、
もしあなたが
コンテンポラリーなピアノを弾きたいなら、
コード。
「ミソドソ」がC。
「シソファソ」がG7。
これだけじゃあ不十分。
こんなコードの弾き方してる
ジャズピアニストが、
ラウンジピアニストが、
はたしているでしょうか?
もっと、なんていうか、複雑な感じのコードを弾いてませんか?
それに、
「ドレミファソラシド」を覚えたからといって、
ジャズピアノ みたいなアドリブ出来ますか?
ジャズピアノ って、なんか「もっとオトナな音」を弾いてませんか?
魔法のスケール!!「メジャーブルーススケール」を公開しちゃうぞ。
じゃ、本題です。
下の楽譜。わたしの練習メニューです。
右手「メジャーブルーススケール」+左手「かんたんストライド」
左手パートは「コード」です。
ⅠM7 Ⅵm7 Ⅱm7 Ⅴ7のコード進行(循環コード)
先週書いた記事に載せた楽譜そのままです。
先週の記事、合わせてお読みください↓
でも、今回は、2回繰り返しましょう。
尺が足りないからね。
Cメジャーだと
l CM7 Am7 l Dm7 G7 l CM7 Am7 l Dm7 G7 l
あ、そうか。
繰り返せるから「循環コード」って名前なんだね、きっと。
右手パート。
Cメジャーブルーススケール。
「ド、レ、ミb、ミ、ソ、ラ」!!
この6音スケールを
前半2小節で上昇、後半2小節で下降。
8分音符で弾いてくださいね。
いわゆる「47抜き」音階(ドレミファソラシドから4番目のファと7番目のシを抜いた5音音階に、ブルーノートの「ミb」を追加したようなスケールです。
メジャーブルーススケールの特徴は
- だいたい、どんな曲にも合う。
- 明るい系の響き。
で、使い勝手がいいので、アドリブに使いやすいと思います。
ちょっとだけアドバイス?
まあ、ぶっちゃけ私もまだ弾けていません。
でも、今週は毎日練習しました。(YouTubeでおバカ動画を見ながらだけど)
そんな私が偉そうに言えた義理はないのですが、
練習してみて気づいたことを書きますよ。
スケールは二つの塊りに分かれるよ。
「ドレミbミ」と「ソラ」でブランクがあきます。
このジジツをイシキすると、
「あれ?スケールの音がわからない問題」が回避できます。(ある程度は)
指使いは「親指、人差し指、中指」または「親指、人差し指」の2パターンあるよ。
メジャーブルーススケールは指使いが特殊。
上の楽譜は5つの調だけ書いていますが、
C、F、Gの時は親、人差し、中の3本指、
Bb、Eb の時は親、人差しの2本指で弾く。
この指使いがベストだと私は思っています。
全部の指(くすり指も)を使おうとすると?
黒鍵盤のところで親指が来ちゃった、とか
次の音、指が足りない、とかで、、、
上手くいきません(T . T)
黒鍵盤を弾く指は
「指の長さが長くて、次の親指の指くぐりを実現する指」
つまり、人差し指か中指になっちゃうのです。
「リトルピシュナ」に出て来る半音階スケールの指使いが参考になったかな…?
では、あなたも私のスケール練習に付き合ってくれると嬉しいです。
いつもお読みいただきまして
ありがとうございます。
次回の更新は11月23日(土)になります。