8月に日付が変わるくらいのタイミングで、
日本では新型コロナウィルスの感染者数がまたガンガン増えてきましたね。
7月30日が1148人、7月31日が1323人…
連日の1000人越えですね。
ネットを含めて、いわゆる世論は
A コロナはしょぼいウィルスである。感染者数が増えたのに、死者数は低い。感染者数が増えたのも、PCR検査をたくさんするようになったからだ。日本スゲー。
B いよいよコロナ第2波がやってきた。また自粛警察しなきゃ。バー、夜の街?もってのほかだ。ライブハウスやコンサート、スポーツイベント、みんな自粛するべき。ていうか自粛じゃ甘い。国家権力で統制するべきだ。
の2つの方向性に分かれているのでしょうね。
しかし、
「人が集まったり出歩いたりする活動は衰退する」
「ネット上に人が集まる活動は隆盛になる」
というトレンドは、世論がどちらに振れるしても程度の差くらいで、
変えられないよね!
と個人的には感じます。
ライブ配信アプリ、SNSはもはや無視できないと感じます
わたしは自粛期間中に、タイ人や西洋人の日本語学習者をターゲットにしたInstagramをはじめて、ショートムービーの投稿を開始。
フォロワーを140人集めました。
このアカウントはこれからも伸ばしていこうと思っています。
以前は、SNSといえばFacebookとTwitterで、
- Facebookは昔の友だちの近況確認用。
- Twitterは同じ属性(私の場合、タイ在住者など)の個人の動向を知るツール。
といった認識でした。
今でもそういう感覚の人は多いと思いますが、、、
これからは
- 「ライブ配信アプリ」(イチナナやPocochaみたいなサービス)
- TikTok、Instagramあたりの若者の利用率が高いSNS
に交流や情報発信の場が移ってゆくでしょうね。(YOUTUBEもここに含めていい?)
この辺は、なにせ新しいジャンルなので、
ほとんど参考となる書籍がない状況で、アマチュア作家さんによるキンドル本が数冊ある程度でした。もちろん、いわゆる「本の体裁としてのクオリティ」は期待しない。
ただ、若い電子書籍クリエーターにお金を投げつつ、「生の声」を聞きたいな、という意味で、以下の2冊を購入し、読ませていただきました。
ライブ配信を始めようか悩んでいるあなたへ。おススメKindle書籍をご紹介します
ライバーになろう!はじめてのLIVE配信 入門編: 【17】【Pococha】【BIGOLIVE】【Spoon】 Kindle版
Hanae (著)
この本で、いちばん感動したところは、
「基本的にリスナーには二つのタイプがおり、ライバーをただ見たい人と、ライバーを応援したい人がいます」
とリスナーを分析し、さらに
「前者はほとんどギフトを投げないものと仮定して大丈夫なので、後者のリスナーを増やすことを考えましょう」
と主張しています。
ガーン、、、とショックを受けました。
そう、わたしは最初の間違いを犯すところでした。
わたしはいわゆる「しょぼい起業」でいうところの「生活の資本化」という考え方に影響を受けていまして、それはつまり、毎日やっている「生活」が「お金」にならないか考えよう、という「努力不要」のメソッドなのですが、、、
この「生活の資本化」を敷衍(ふえん)するに、
ピアノの練習をしている、という「生活」がある。
↓
それをライブ配信する。
↓
投げ銭(「お金」)してくれる奇特な人が出てくるんじゃね?
と単純に考えていたのです。
しかし、著者のHanaeさんは、リスナーが「投げ銭」をする理由は「ライバーを応援したい」からだと看破していらっしゃる。。。
つまり、楽器配信をコンテンツにするなら、
何かその人を応援したくなるような理由付けというか、
リスナーのエモーションに訴えかけるような「訴求性のあるメッセージ」が必要だ
と思うのです。
そして、それは「わかりやすく」なければ伝わらないし、そうなると
それこそ
「イベント(というのがあるらしい)10位以内入賞」
「トップライバーになりたい!」
みたいなステレオタイプな目標がわかりやすいし、具体的だし、
実際に使われてもいる、ということらしいのです。
しかし、ですよ、、、?
アイドルを目指す女の子が応援してもらうならいざ知らず、
あやしげなオッサンがピアノの練習をすることのどのあたりに、その人を応援したくなるような理由付け、訴求性のあるメッセージを折り込めるか。
これはなかなかに難問ですね!
しかもそれはパッと見て視認できるくらいに「わかりやすい」「具体性を持った」ものである必要があると感じます。
これは、何かアイディアがあったら、ぜひコメント欄などで書いていただけると助かります。
あなたも、もしライブ配信をやるなら、
どうやったら応援してもらえるんだろう?
そう考えてみるのです。
そう発想をしてみると、おもしろい切り口の配信ができますね。
というわけで、非常に学びになりました。
一読をおすすめします。
私が副業のYouTube動画投稿とライブ配信で、年間100万円以上稼いでいる方法。 Kindle版
柊 太一 (著)
こちらはゲーマーの方がゲーム配信、動画投稿で稼いだ実録的な内容です。
チャンネル名などは公開していませんので、そこが星一つマイナス(笑)ですが、
この方は策士だな~っと思いました。
三国志で言ったら諸葛亮孔明のような方です。
目次はサンプルで見れると思うので、それを見るだけでも参考になりますね。
私が感銘を受けたポイントを凝縮してお話します。
「何を動画コンテンツにすればいいの?」というUNITで、
「基本的に、好きなこと、得意なこと、趣味などを動画コンテンツにするのが良いです」と背中を押されたような気がしました。
「趣味のコミュニティには自然と人が集まる」「何より続けやすいというのが大きい」と理由を述べていらっしゃいます。
「小さなコミュニティのトップを取るべし」というUNIT。
ランチェスター戦略という経営理論を思い出しました。
「特定のキャラクターに限って言えばトップレベルのプレイヤーだとか、特定のステージだけは異常に強いプレイヤーといったように細分化していく」ということのようです。
なるほど、ですね。Youtubeで将棋のチャンネルをよく見るのですが、その中に「アヒルマン」なるYoutuberがいまして、その人は「あひる囲い」というけっこうマイナーな王様の囲いの使い手としてセルフブランディングに成功しました。
「藤井聡太チャンネル」みたいな絶対的ブランド(そんなの実在しないですよ)にはなれなくても、「アヒルマン」ならいける!
この考え方ですね。
まあ、、、ライブ配信というよりはYoutube向けの考え方のように思いますが、
ピアノに置き換えたら
- 「懐メロ弾き語り」昭和ピアノバー。
- 「クラシック練習曲専門」ピアニスト。
- 「ジャズスタンダードの弾き方」専門チャンネル。
- 「コードマスター」あらゆるコードの弾き方を伝授するチャンネルです。
のようなチャンネル運営をしろ、ということですね。
配信にどう応用するのか不明ですが…
配信タイトルをややニッチな切り口にする、とかでしょうか。
主に「Youtubeのコンセプトメイキング」に参考になりました。
他にも、コラボのこと、どうやって視聴者を伸ばすか、などが簡潔にまとまって書かれていてたいへんに参考になりました。柊太一さんというペンネームから察するに男性の筆者さんでしょうね。
やはり、男性脳はロジックを重視し、説明が上手いな、と感じました。
理屈っぽい人には合います。
ゲーマーということもあり、非常にゲームの攻略法っぽくライブ配信を読み解きたい方におススメの1冊となっていました。
わたしの毎日の課題としては、
経済?再開後、ピアノの時間がとれずに、ブログネタにも困っていて、
ライブ配信、Youtubeなどもできていないことですね。
なんとかしなきゃ、と今も仕事場でカタカタとPCでブログを書く日々であります。
新型コロナウィルス、、、本当にお身体に気をつけてくださいね。
ちなみに、、、わたしは「自粛すべき」派です!
強がって「コロナ?しょぼいよね~」とか口では言いますけど、内心はビクビクですね。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は8月8日(土)になります。