こんにちは。
リズムの取り方について
ちょっと、練習していて思ったことがあるので、書いておきます。
こんな曲があったとします。
ピアノの世界には、俗に「タタタタ読み」と言われる
8分音符 「タ」
4部音符 「タタ」
付点四分音符「タタタ」
2分音符 「タタタタ」
と読むとリズムが間違えずに弾けますよ、という教え方があります。
でもね、これはやらないほうがいいと個人的に思うんですね。
上の楽譜だったら、
4分音符を「ドン、ドン、ドン、ドン」と、私は左足で4つ打ちリズムをとります。
床をドンドンとキックする必要はないです。
足は軽くリズミカルに1小節に4回「動いて」いればOK。
そして、左手はほとんど八分音符なので、
左手 lタンタンタンタンタンタンタンタンl(8分音符)
足など lドン ドン ドン ドン l(4分音符)
がキチッとアタマが揃うように弾くと、リズムが安定しますね。
つまり、頭の中には「1,2,3,4」というカウントが流れています。
足でとっている4分音符のリズムが
一定の間隔で打たれた不動の杭のように刻まれていて、
その上をいろんな長さの音符たちが跳ね回っている。
そんなイメージですね。
音符の長さの読み方については、先ほどの「タタタタ読み」に変えて、
4分音符(orもっと長い音) ターン 4分休符 ウーン
8分音符 タン 8部休符 ウン
16部音符 タ 16分休符 ウ
みたいに歌います。
「もっていこう カントリーロード このみち ずっとゆけ」のところは
「タンタンタンタタン タンタンターン タタタンターン タンタンターン タンタン」
なんかリズムが悪い人は、
リズムをちゃんと「1,2,3,4」ととることと、
その上でフレーズを歌うことができれば、
大きく改善するのでは?と考えています。
実際には、右手、左手、足(1,2,3,4)の3つのリズムが
同一のタイムラインを流れるので、難しいと思いますが、
そこは練習しかないよね、と心得ています。
細かい分数コードはポリフォニックに考える
このような1小節に4つもコードネームをつけることを
「なんでもコード付け」と呼んでいます。
楽譜を書くためにしょうがないのですが、、、
この細分化したコードを見て何をしろと?
私だったら、こういうのを弾くときには、
右手と左手に2つメロディがある、
すなわち、「メロディライン」と「ベースライン’」がある
「ポリフォニー曲」であると意識します。
階名読みで、右手のメロディラインが
「ファファファファソミレドlレレミレーレlミミミミレレレレlドドドドドドドー」
左手はコードのことは忘れて、オモテ拍に鳴っている音のラインだけを歌います。
「ラシドミlファソラファlミラシbシblファファドラl
すると__
「なんでもコード付け」の細かい分数コードに
ベースラインがピタリ一致していることがわかります。
このベースラインだけちゃんと弾けば、
アレンジした人が意図したような、
それっぽいサウンドに聞こえると思います。
ベースラインを把握して、さらに余力があれば、
右手の重音や、左手のウラ拍の音もちゃんと弾きます。
そこに行く前に根気が尽きることが多いですが(笑)
以上、練習した中での気づきを2つ、書いてみました。
今週もジブリをいろいろ弾こうと思いますけど、、、
ゆっくりした曲より、リズムがある軽快な曲の方が弾いてて楽しいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は9月25日(土)になります。