わたしが心酔しているピアノ系(筋肉系)Youtuber、Nadehito氏のメソッドが素晴らしいので、ぜひこの動画を見ることをおススメします。
話し方も丁寧で、とても好感度が高い方ですが、肉体美がまたすごいという、、、
20歳からピアノを始めたというNadehito氏。間違いなく才能の塊ですけど、練習方法がすごいので、その辺りを動画で勉強させていただきました。
Nadehito氏はコードを重要視している。
彼は「ピアノ楽譜」(ト音記号とヘ音記号の、2段になってるやつ)は音楽を「忠実に表現する」ツールである、と考えているようです。ピアノ楽譜に「近い」表現を「簡単に」できるのがコードである、と説明してます。
しかし、クラシックなどには使えないだろう、とコードの限界についても述べられています。
月刊歌謡曲「ゲッカヨ」を使ってピアノを練習。
動画の3:30付近。
コードの練習に使ったマテリアルは「ゲッカヨ」であるとNadehito氏は語っています。
いわゆる「歌本」と言われるやつですね。概要は以下。なんと休刊してました。
ゲッカヨ(旧・月刊歌謡曲)とは、音楽誌(歌本)である(ブティック社・発行)。2011年11月に休刊、2012年1月23日にシンコー・ミュージックより復刊した。そしてまた現在は休刊中。楽譜を中心に掲載している。有限会社ゲッカヨ・エンタテインメントは倒産、編集長は自己破産。現在は副編だった嫁が個人事業「ゲッカヨ編集室」として再開。
再開後もシンコー・ミュージック、ブティック社などより、不定期刊ではあるが「別冊ゲッカヨ」シリーズを刊行中。https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%A8
↑ピアノアレンジがたくさんのってる巻もあったようですね!
「ゲッカヨ」じゃなくても、いわゆる「歌本」はまだ出版され続けていると思われますので、それを教材にするのがよいのでしょう。
Nadehito氏は、曲の中で出てきたコードをその都度一つ一つ覚えていって「ボキャブラリー」を増やしていったそうです。
これは、非常に理にかなった方法と言えると思います。
C(ドミソ)とかG(ソシレ)とか、よく出てくるコードを自然に先に覚えることになりそうです。これは効率がいい!
逆に「ほとんど出てこないコード」は、練習しなくてOK?ほんとに?、という感じになりますので、この辺は賛否両論あるでしょうけど、わたしは賛成派です。
耳コピ、目コピの練習方法について。
6分付近。
耳コピというのはよく知られる練習方法ですが、なんとNadehito氏の動画でわたしも初めて知った「目コピ」についての言及があります。
メロディラインは、
耳に自信がある人は耳コピー(目コピー併用?)
楽譜を地道に読んで「ドレミ」と書く方法
の2つがあるようです。
イントロ部分は、コード、とも言えないような部分があるので、耳コピー、目コピーが中心のようです。たしかに、と思いますね。
7分付近。
両手でコードを弾いて、メロディは鼻歌で歌う練習法。も紹介されています。
弾き語りスタイルってことですね。
目コピのコツ(Nadehitoさんの演奏を聴きながら)
Nadehito氏が「メルト」というボカロ曲を弾きながら、目コピのコツを文字で語る動画。
「ボーカロイド」というジャンルがNadehito氏のお気に入りのようです。
DTMを一気にメジャー化したボーカロイドは、やはり素晴らしいと思います。
昔は、DTMなんて完全に引きこもりオタクのストライクゾーンでしたから。
今でいうウェイ系がバンドマンにをやるとすると、陰キャラがDTMという印象でした。
最近の動向は知りませんが、儲からないと言われるバンドよりパソコンで完結するボーカロイドの方が、若い才能が流入しやすいのでしょうか。
↑たぶん、Youtubeで使っているのは、これです。
初音ミク「メルト」オリジナル版。いいですね!名曲。
ちょっと低い音域のミク声が好きで、その辺の音域がメロディと合ってるからか、キュンとしてしまいました。
目コピのコツは左手の小指に注目することだそうです。
ちょっと私の言葉で補足すると、ソロピアノの左手小指はコードのベース担当です。
つまり、左手小指がFを弾いていれば、
コードはF、F7、Fm7あたりであることが多いです。
こうやってコードの種類を「目」で絞り込めます。
そして、動画を途中で止めないで、どんなパターンの動きをするか、最後まで観察するとよい、と言います。
これもたしかに。
不思議現象ですけど、耳コピでも、なぜか長いメロディの中である部分を聞くと、聞こえるんですね。いちいちブチブチと切ると聞こえなかった音が、です。
これは不思議ですよね。
あるものを認識するときに、全体の流れの中での部分、というように認識するから、でしょうか。
Nadehito氏の演奏を拝聴しての感想としましては、
左手はオクターブ+5度などでコードの響きを作っていてますよね。
単純といえば単純ですが、リズム感がとてもよく、聞いていてワクワクします。右手は上手にコードの音を内声を加えていて、上手だなあ、と思います。
コードアレンジの技術について
コードは
1.ルートだけ弾く
2.3つくらいの音を弾く
3.転がる(アルペジオ)
のように、自由に弾けるようになってくるそうです。
題材にしているのは「ロミオの青い空」というアニメのOPのようです。
マイナースケールのワルツですね。
アニソンというジャンルもいいですね。
知っている人が多いし、曲もキャッチーなのが多いです。
ディズニーとジブリを筆頭に、アニソンも侮れないレパートリー群になりうると思います。
今回は、ピアノ系Youtuber、Nadehito氏のメソッドについての感想を書かせていただきました。
まとめとしては、まったくもって素晴らしいメソッドで、これなら「習わなくてもピアノが弾ける」ようになると思います。
わたしも、非常に参考にさせていただきました。ありがとうございます。
次回の更新は 6月1日(土)になります。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。