ゆう@天音理心流© です。
もう3月ですね。ホントに早いな~。
わたくし事ですが、4月5月は久しぶりにタイから日本へ、1か月くらい一時帰国するのです。
旅行中って、パソコンも楽器も手元にないので、物理的な鍵盤、というものにも触れないです。
iPhone、iPadだけで音楽、という感じですね。
スピリチュアルで「風の時代」というらしいですけど、
雇用も「メンバーシップ型」から「ギグワーク」みたいなものが増えるでしょうし、
「物を所有する」より「形のないモノ」に価値観も移行するでしょう。
「耳コピ」はそんな風の時代を象徴するような、音楽の技です。
準備編(マインドセットと具体的作業)
今日お話しする耳コピはiPadで行います。
「ハヤえもん」「Perfect Piano」というアプリを使います。
(ご安心ください。無料です)
ですので、iPad(iPhoneでもOK)のみでOKです。
カフェや移動中に作業するなら、イヤホンも必要ですね。
イヤホンはApple製品のおまけのやつで十分です。
昔は、パソコンのAudacityやCakewalk by Bandlabを使っていたのですが、パソコンを持ち歩くのは重いし、iPadの方がストレスなく出来ます。
マインドセット
まず、一日の生活の中でいつ耳コピするのか決めます。
1日の耳コピ量は8小節くらいがおススメです。
習慣化には、「If/Thenプランニング」の手法を使いましょう。
「もし~したら、そしたら(曲名)を(8小節)耳コピする」
の方程式です。
わたしだったら、
もし「コーヒーを飲んだ」ら、そしたら「Perfect Timing/Lisa Addeoを8小節耳コピする」
のように設定を埋め込んでいます。
具体的作業
①「耳コピしたい曲」のmp3を「ミュージック」アプリに入れます。
耳コピする曲を選ぶのがメチャクチャ大事です。
いったん耳コピを始めると、ジャズだと「テーマ」1コーラス、「ソロ」1コーラスくらいは耳コピするので、1曲に2週間くらいかかります。(個人差あり)
だから、よーく選んだ方がいいです。
②「ハヤえもん」に「ミュージック」のmp3ファイルを読み込みます。
耳コピのために、速度や音程を変えたり、コピーしたい場所をループ再生したりするアプリが「ハヤえもん」です。
「ハヤえもん」はふつうに音楽を聴くときも使えます。
POTATO BOYという曲がデフォルトで入っていて、なんかいい曲でした。
耳コピのやり方(これでダメなら諦めてください)
その日にコピーする箇所を耳にタコが出来るくらい聴いて、聴き終わった後も幻聴が残ってるくらいにするのがいいやり方です。
③「ハヤえもん」のメニューで「ループ」を選ぶ。
「A点」開始、「B点」終了 でその日に耳コピーする範囲を8小節選びます。
写真の例では、A点からB点までの長さが「20秒」です。これをひたすら聴きます。1分で3回聴けるので10分で30回聴けますね。
それくらい聴けば、もう耳にこびりついているので、耳コピは容易です。
始めに全体像を把握すると、なぜか後の作業が捗ります。
「フレーズが教えてくれること」ってあるのです。1小節ずつブチブチ切るより、まずは全体を何回も聴く方が効率的です。
④メロディを耳コピします。
上級者は「相対音感」でドレミ、、、の予想を立てられますが、
私も含めて普通の人は「Perfect Piano」で音を探しましょう。
ここで「コントロール」を選んで50%にスピードを落とします。
このように、タテ軸が音程、ヨコ軸がスピードです。
ハヤえもんに合わせて、Perfect Pianoの音を出すことができます。(残念ながらYouTubeにはこの機能はない)↓が perfect Piano の画面です。
ハヤえもんという「お手本」に合わせて、「Perfect Piano」を弾きます。
スピードを半分に落とすのはそのためです。いきなり通常速度で弾くのは難易度が高い…(⌒-⌒; )
⓹難しいところは、25%にスピードを落として耳コピーします。
私の経験上、ブルーノート、ホールトーンスケールなど、スケール以外の音が使われていると、音の特定はにわかに難しくなります。
そこで、25%までスピードを落として、根気良く音を特定します。だいたいなんとかなります。
⑥ベースを耳コピします。
ハヤえもんの設定を
「コントロール」で音程を#12
「イコライザ」で低音強調(強)
にすると、ベースの音が1オクターブ上に移調されて、ギターみたいな音になります。
ハッキリ聞こえて耳コピしやすくなります。
私たちはベーシストではないのですから、
完璧にコピーするのではなく、コードのルート音を見つけるくらいのアバウトな感覚で耳コピしましょう。
ベースは弦をミュート(消音)して、わざとちゃんと弾かない(リズム感を出すため?)奏法も多いのです。
⑦SNS用の動画を撮影する。
8小節終わったら、耳コピの成果を見せびらかすようなショート動画(笑)
を撮りましょう。
これは記録用という意味もあります。
ときおり、自分の耳コピプレイを見返すことで、耳コピーをした時の記憶を補強してくれますので、
曲を長期間覚えていることが出来ます。
SNSは恥ずかしいというシャイや人は、iPhoneの「写真」に動画を保存すればいいです。
が、すぐにストレージがいっぱいになってしまうのが考えものです。
以上です。
「ハヤえもん」の使い方なのですが、ブログで書いただけだとよくわからないので、ユーチューブ動画を作成して、この記事の価値を高めたいと考えています。
動画が出来次第、この記事にリンク↓を埋め込みますのでまた見に来てくださいね。
(リンク予定)
では、最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新は3月11日になります。