ゆう@天音理心流© です。
コロナになってからたぶん3年ぶりくらいに、
調律師さんにピアノのチューニングをしていただきました。
実は、まあまあ人気のモデルを使っています
わたしが使っているのは、ヤマハUX-3という1984年製造のモデルでして、
なかなか古いですが、アップライトにしては音が艶やかで、気に入っています。
なかなかの人気機種らしく、調律師さんに
「このピアノ、今、いい値段するよ」
と言われました。
X支柱という背面で木が「X」になってるんですね。
それと、高さがけっこう高いので、弦長が長く取れている。
その辺が、豊かでクリアな音を作っているのかな?
(よくわかりませんが)
このピアノは、気に入っているので、
売る気はありませんが、わたしの存命中は使えるといいな。
可能性としてはグランドに買い替えるというパターンですが、
家の大きさから言っても、それはないでしょう。
しかし、さすがに、
わたしのバカ耳にも、けっこう音が狂ってるね、とわかる感じになってきたので、
久しぶりの調律、となったわけですね。
なお、ヤマハのピアノは、シリアルナンバーから製造年が検索できるサービスがあります。ヤマハのピアノの持ち主さまは、調べてみるといいですね。
https://cryp.org/ymh/index.php
調律師さんは、スマホのチューナーアプリで作業をしていました。
わたしはジッと、座って音のうねりを興味深く聴いていました。
音が波だ、というのがよくわかりますね。
この方は、調律が丁寧だし、さらに、作業後に、エリッククラプトンのWonderful Tonightを弾いてくれて(選曲が渋いね~)、非常に好感度が高く、リピートしています。
実際、音が合ってるから、練習していて気持ちいいです。
作業後に、抹茶味のキットカットとソーダ水をお出しして感謝の気持ちを表しましたが、この方のLINE知ってるので、いずれは弾いてみた動画をアップして(そういうこと、できるのかな?)さらなる感謝の気持ちを伝えたいですね。
最近の練習について
せっかくホンモノのピアノを弾ける環境があるのだから、
耳コピはお休みして、
①スケール、アルペジオといったメカニカル練習。(20分)
②キャサリンロリンの「JAZZ CAT」を練習。(40分)
こんな感じの練習メニューです。
JAZZ CATはブルースのコード進行などに、定番っぽいフレーズをのせている曲が多く、
代表的なメロディラインや伴奏形を学び、耳コピのときにも
(これは、あの音だな)
とわかるようになることを期待しています。
わたしは「耳コピ派」でピアノに取り組んでいますが、その立場から言うと、
「楽譜」は、アレンジの技法を学ぶために使うという感じです。
耳コピだけだと、わたしは細かい音とか取れないので、
コードをこう押さえると、こういう風に聴こえるのか!
という発見。
こうやってリハモナイズするのか!
とか、ですね。
楽譜からは、わたしの目指すジャズピアノは弾けないだろうけど、
ジャズのアレンジ知識の底上げになればなあ、
という気持ちで弾いています。
実は、最近、弾いてみたい楽譜があります。
「ピアノスタイル クラシック名曲30選 ジャズ・アレンジ編」
(リットーミュージック)
サンプル演奏聴けます↓
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3107417104/
サンプルは、悪い言い方をすると、
ホンモノの、つまりオスカーピーターソンみたいな
ジャズピアニストが弾くような感じではなく、
「なんちゃってジャズ」のようです。(いい意味で、です)
でも、悲愴第2楽章のイントロが「ワルツフォーデビー」だったり、
コードボイシングがいかにも、だったり、
何かとわたしの興味をそそるのですよ。
久しぶりに楽譜購入を検討しています。
このアレンジ楽譜のような「楽しみ方」は、
「ジャズピアノあるある」というべきか?
知的なお遊びでして、わたしはけっこう好きですね。
ジャズピアノ愛を感じます。
というわけで、今回は短いですけど、最後までお読みいただきまして
ありがとうございます。
次回は、耳コピはYOASOBIの曲をやっているのですが、実はその過程で
マイナースケールを「ラ」を主音にして歌う方法に変えた方がいいような
気がしてきました。その辺の考察記事を書こうかな?と思っています。
(あくまで予定ですが)
次回の更新は、6月21日になります。