ゆう@天音理心流© です。
あけましておめでとうございます。
まず、これを普通の状態で読めているあなた。本当にご無事で何よりです。
というのは、能登半島の地震のライブを見ているので、、、。
元旦からいきなり、ですね。
被災された方は、どうか大事にいたりませんようにお祈りいたします。
「将棋」の調子がよいなるほどの理由
いきなり、ピアノの話題をすっとばして将棋の話をしてしまい、
何だかなあ、なんですけど、ちょっと将棋の話から書きたいです。
わたしは3か月前まで「弱い初段」だったのですが、
昨年12月に「普通の初段」になれたのです。
なんのこっちゃ、ですよね?
ダイエットに例えると、「デブ」が「小デブ」になったようなイメージですね。
その理由なんですけど、
将棋を知らない人には意味不明だと思うのですが、
「詰め将棋」「必至問題」という、練習問題があるんですけど
それを毎日10問から20問、将棋アプリ(そんなものがあるのです!)
に打ち込んで勉強したのです。
これを読んで、あなたはこう思ったんじゃないですか?
はあ?勉強して強くなったのはあたりまえじゃね?
あはは。まあ、そう言われてしまうとその通りなんですけどね、
弱い初段だった頃も、勉強はしていたんですよ。
なのに、強くなれなかったんです。
それがなぜか知りたくないですか?
これって、ピアノを練習してるんだけど、うまくなれません!
と本質は同じだと思うのですけど、知りたくなって来ませんか?
ズバリ、こうです。
【ダメな勉強】
定跡書を読む / AIで自分の棋譜を解析する / 実戦 / 詰め将棋
をバランスよくやる。
【いい勉強】
詰め将棋&必至問題を毎日10問から20問解く / 実戦はすくなめ
と、かたよった勉強をする。
一見したところ、変な感じがしませんか?
バランスよく学んだ方が、弱点がなくパワーアップしそうなものじゃないですか。
しかし、実際には、「詰め将棋」「必至」という、終盤戦の勉強に特化した方が、成績が上がったのです。
これは、どういうことかというと、
将棋は、終盤が一番大切だから、一番大切なところを集中的に学んだから結果が出た。
ぞれだけのことなのですね。
将棋以外の、他の事でも、たぶん同じです。
一番大切なところを見抜いて、そこだけ対処しとけば、結果はよくなります。
将棋上達の経験をピアノに応用するとどうなるだろう?
ただ、こと「ピアノ」になると、将棋と違って、勝ち負けがあるものでもないので、
「これがポイントだ」っていうのがよくわからないですね。
わたしの場合だと、
ポップス曲の「弾いてみた」と、敷居が高いのですが「ジャズピアノ」のフィールドで活躍するのが目標なので、クラシックピアニストとは練習の質が違うのはわかります。
(もちろん、クラシックもいいな、とは思うのです。特にバッハが好きで、ずっと聴いていたい感じ。自分で弾きたいとは、あまり思わないです。練習が大変そうだから(笑)弾きたいのは、あえて言うとモーツアルトかな。16分音符の歌うフレーズが気持ちよさそうだから)
まあ、クラシックだと、バイエルのような教則本の教程がビシッと出来ているので、
あまり悩まなくていいのかもしれないですね。
せっかくなので、自分の弾きたいピアノのスタイルを書いておきます。
【ジャズピアノ編】
①ドラム、ベースといっしょに弾くスタイル。
②レッドガーラントのような小気味よい左手バッキング。
③テーマはブロックコードの分厚いサウンド。
④ジャズグレイツへのオマージュを感じさせるソロ。
⓹オリジナルの即興演奏理論にもとづいて、適当ではないソロを弾く。
【弾いてみた編】
①カウンターメロディ、内声も考えたアレンジ。
②全体に安心して身を任せられるリズムの心地よさ。
③懐メロではなく、令和キッズの感性に寄り添う選曲。
④いろんなリズムパターンの曲を弾く。
⓹ボーカルの歌伴スタイルもやってみたい。
こんな感じのピアノを弾きたいのですね。
忘れないように、印刷して壁に貼るべきかもしれません。
そして、これは「ハノンを弾けばバッチリです」とか「詰め将棋だけやってれば」的な世界でもないような気もします。
しかし、このスタイルに近づくためには、何を身につけるべきか、と目的をしっかり考えて練習すれば道は開けます。
自由度が高くて、工夫の余地があるのが、わたしの目指すピアノスタイルの魅力かも、と思ったのです。
では、2024年も楽しんでいきましょう。
次回の更新は1月11日になります。