拓也さん@天音理心流©︎ です。
今日の記事は、30年前の自分に教えてあげたい、という内容です。
というのも、30年くらい前に、かなり音楽にのめり込んだ時期がありまして、その時期にけっこう無駄なことをした気がするので…。
まず、天音理化心流©の全体像を図にしてみました。
「ポモドーロテクニック」と「動画アウトプット」については、過去記事を読んでいただくとして…
この記事では、↑の「ジャズコード理論」の部分の概要を書いていきたいと思います。
若造だったわたしとギター
わたしは当時、20歳くらいの若造だったのですが、
あろうことか「クラシックギター」のサークルのようなものに参加していました。
というのは
あまりにも音楽の基礎がないと思ったからです。
そこで、ポピュラー音楽で中心的な楽器である「ギター」をクラシックの基礎から学んで、ある程度基礎が固まったらエレキギターを弾こう、とか思っていたのですね。
(↑すごく回りくどいですね!)
タイムマシンがもしあったら…
当時の若造だったわたしの胸ぐらをつかんで、
「オマエ、高校の時始めたピアノやるんじゃなかったのかよ!さっさと退部届出して来い!」
と恫喝してますね…。
【追記】
わたしは、2022年1月に「バンコクのメルカリ」と言われている某掲示板でエレキギターを売却しました。幸い、ギター経験者の方に引き取っていただきました。ギターも、新しい持ち主に弾いてもらえて喜んでいると思います。所有するギターの最後の1本だったのですが、売ってよかった。今では、以前よりもピアノが輝いて見えますね…。
クラシックギターのサークルは、20歳から25歳くらいの期間に、大学の部活、社会人サークル、音楽教室と、3カ所ほど経験したのですね。この件は、それはそれでおもしろいので、そのうちまとめて記事にしたいと思っています。
ギター教室で(ジャズではないけど)コード理論に出会う
音楽にのめり込んでいたある日、とあるギター教室で、「ギターを使ってコード理論を学びましょう」という講座を見かけました。
ギターという楽器はコードを弾くのに適していています。
弾き語りからギターに興味を持つ人が多いので、たいていのギター弾きは、コードの理解をある程度はしているものなのですね。
その「コード理論を学ぶ講座」で、副教材として使われていた、ある書籍に出会ったのです。
松田昌さん(「まさ」さんとお読みするのかな?)という方の書いた「松田昌の音楽講座 ポピュラーアレンジの基礎知識」です。
ギター教室なので、この本で理論を学んで、じゃあギターでどう演奏するのか?というノウハウが講座の内容でした。
講座の先生がこの本はわかりやすい、と推してましたが、これは新版出てますね。さすが名著。
わたしはこの本を度重なる引っ越しで紛失してしまったのですが、買いなおそうかな、と思ってるくらい、よくまとまった内容でした。それまで断片的だったコードの知識が、スッキリと頭に入るような感覚がありました。
※本格的なジャズコードについての本はありませんし、ジャズピアノの本、というわけでもありませんので、その点はご注意ください。
わたしは、講座でのある光景を覚えています。
先生がギターの模範演奏をしています。
たしか「禁じられた遊び」か何かを弾きながら、
ここはEマイナーで、ここでBセブンになって、、、などとコード進行を解説していきます。
そのとき、いっしょに学んでいたかずちゃんというアラサー女性の生徒さんが、こんな質問をしたのですね
「先生、曲を弾くとき、いつもコードのことを考えながら弾くんですか?」
特定もされないでしょうから書きますが、わたしは、かずちゃんという女性が好きでした。かるく恋をしていた💛んですねww(大事なところだから大文字)
若いころ、わたしは年上の女性が好みだったのでしょう。
もっとも、今のわたしの年齢で「年上が好み」だと、相手はおばあちゃんになってしまいます。
今は好みに多少の変化はあるかもしれません(笑)
「……」 (読者の反応)
どうでもいい話を元に戻しまして、
かずちゃんの質問について、
(そんなのあたりまえじゃん)
とわたしは思いました。(口には出さなかったけど)
はたして先生も(そんなのあたりまえじゃん)と思ったみたいで、
何をいまさら、、、という感じで、
「そ、、、そういうことだよね」
と答えていらっしゃったのですね。
「禁じられた遊び」のギター楽譜には、きっとEマイナー、とか、Bセブン、とか、コードネームが書いてなかったのです。そこで、かずちゃんはコードなどを意識しないで、楽譜を読みながら「禁じられた遊び」の練習をしていたのだろうと思います。
たぶん、クラシックピアノもそれと似たり寄ったりなのです。「エリーゼのために」の楽譜に、AマイナーとかEセブンスとか、書いてないですよね。
実際、クラシックピアノの先生をしていた人と話をしても、「ドミソの和音」くらいの知識しか持っていない人が、実際いるんですなあ。
なんでこんなで音楽教師が務まるのか、、、よく考えてみたら不思議なことなのですが。。。
【追記】
ギター教室の生徒だった「かずちゃん」とは男女の付き合いに進展することもありませんでした。その後もわたしは非モテ人生を歩むことになります。タイムマシンがあっても、当時の若造だった自分には、たいしたアドバイスは、してあげられないな、、、と、ちょっと不甲斐なく思います。
敢えて言うなら、
女性にモテようと思ったら
①ボス猿になる
②母性本能をくすぐる
の2つしか方法がないわけですよ。
ぶっちゃけ、ボス猿になるのはたいへんだから、「母性本能をくすぐる」くらいしか、立ち回りようがないのです。当時の若造だったわたしに無理にアドバイスするなら、こんな感じですかね…
参考になったかな?
というか、なんでこうも話が横道にそれるのか。
コード理論を学ぶがよい(結論)
というわけで、強引に話をまとめますと、
コード理論を学びましょうってことです。
これは座学に近いものです。車の免許を取る時に、教習所でも座学があったでしょう?
「松田昌の音楽講座 ポピュラーアレンジの基礎知識」を読んでもいいですし、他の気に入った本でもいいでしょう。時間のある時にじっくりと本を読んで勉強することでしょうね。
毎日の練習とは別モノです。
コード理論って数学に近いものがあって、「理路整然」としてるので、なるほど!ってなると思いますよ。
そして、学んだコード理論を、どうやってピアノ演奏に落とし込むか。
それがアレンジってやつですね。
天音理心流©では、ピアノアレンジの方法を多数開発していますので、将来的にブログの記事に書きます。
これが、「天音理心流©︎全体像」の中で言うと、「キーボードテクニック」というところに含まれます。
気になる人は来週も読みに来るのだ。
いいね?
◇「ゆるいピアノ教室」の最新動画
【ちょっとわかりにくい】マイナーコードアルペジオの練習法
(やっつけ仕事なので、クオリティ低いです)
次回の更新は2月12日(土)になります。
お読みいただきましてありがとうございます。
よい1週間をお過ごしください。